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2011年6月24日のブックマーク (6件)

  • コミックナタリー - 森薫「乙嫁語り」 レッツ乙嫁クッキング!

    作るのは初めてですから、私マンガ家ですからね ──今日は「乙嫁語り」3巻に登場する中央アジア料理の作り方を教えてもらうため、森薫さんのお宅にお邪魔しています。いきなりですけど森さん、おかしいですよ? なんで家にステンレスの調理台があるんですか。これ厨房用ですよね。 いいじゃないですか、欲しかったんですよ! 私ほら、業務用って書いてあると「うわあああああああ」って盛り上がってしまうタチなので。 ──はあ、特殊車両とか軍用車両もお好きでしたもんね……って、ちょっと待った。ラーメン屋みたいな寸胴があるんですけど? これは実家から持ってきたんです。その……、母も業務用が好きだったもので。男兄弟でみんなものすごいべたので、おでんとかカレーは全部これで作ってました。 ──プロユース好きはお母様ゆずりでしたか。さて、今日作ってくださる料理を教えてください。 今日は第16話で描いた料理から、ニンジンの焼

    コミックナタリー - 森薫「乙嫁語り」 レッツ乙嫁クッキング!
  • 電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る(前編)

    漫画電子書籍として配信されるケースが増えている中、漫画家の意見はあまり反映されることなく進んでいる感がある。特集では、うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ現役の漫画家3名が、思いのたけを語り尽くす。 いま、電子書籍のプラットフォームで漫画が配信されるケースが増えつつある。イーブックジャパンなどの電子書籍ストアにおける販売はもちろんのこと、先日は少年ジャンプやマガジンといった漫画雑誌が、期間限定ながら電子書籍での無料閲覧という試みを行ったことも話題となった。これとは別に、自炊して電子書籍端末で読むためのビューワアプリも数多くリリースされるなど、漫画電子書籍端末、もしくはPCの画面上で読むための環境整備が進んでいる。 しかし、職の漫画家がサービスの仕様策定に関わっている「Jコミ」や「漫画 on Web」はともかく、多くのビューワでは漫画を描く側、つま

    電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る(前編)
  • 書籍と雑誌の発売日 その3 - 仕事と晩飯とその他

    前々回は一般的な雑誌(月刊誌を中心に)の発売日について、前回は一般的な書籍(文庫・新書ではない単行及び「協定品」ではない)の発売日について書いた。雑誌の発売日は決められており(取次搬入日の中1営業日後)、スケジュールは発売日から逆算して決まっていく。それに対して書籍の発売日は決まっていない(そもそも流通の過程で出版社と取次の間で発売日(書店発売日)が話題になることもない)。 今回は、なぜ書籍の発売日は決まっていないのか、もしくは、なぜ書籍の発売日は決められないと出版社は言うのか、について書くつもりだったが、よくよく考えてみると結論はひとつなのでその話を書く。 その前にまず、書籍をめぐるいくつかの日付についてもう一度確認しておきたい。 ひとつは「取次搬入日」、表にはあまり出てこないが、出版社の営業、特に取次の物流を担当としてる人間には書籍の発売に関連して一番身近な日付だ。取次搬入日を発売

    書籍と雑誌の発売日 その3 - 仕事と晩飯とその他
  • 印刷屋アメリカへ行く

    VIZ Media社訪問 4月14日、晴れ。同室の後輩からインスタント味噌汁を分けてもらう。味噌汁など、数日だからいらないやと軽んじていたのだが、二日酔い気味の身体にこれが沁みる。3日目になってちょっと疲れが溜まってきたので、この日は朝の散歩を中止。 すでに「いつもの店」になったダイナーで朝をとり、またしても満腹状態でホテル発。タクシーに分乗し10時前にVIZ Mediaに到着した。同社はこの数日で訪問した企業の中で唯一、サンフランシスコ市内に存在していて移動が大変に楽だ。レンガ造りの倉庫か古い工場を思わせる外見の建物に、映画館の上映案内を模した看板で社の広告が記されていてPOPだ。 VIZ Mediaは日のマンガの翻訳・出版と、ジャパニメーションの映像販売を行う企業だ。今回取材した中で、唯一の出版社である。小学館集英社プロダクションの関連会社でもあり、同社が版権を管理する人気マンガを

  • ブックファースト渋谷文化村通り店 佐藤祥さん(後編)仕掛けも棚づくりも「データ」から蓄積した経験をフル活用して「次の売れ筋」をつくる!

    ――書店員をやっていて「面白い」と感じるときは? 佐藤 書店員になってよかったな、と思うのは、「出合えるが多い」ということがあります。僕は専門書を扱っている人間ですが、それでも1日に1回、新刊が到着して、仕分ける時間があります。そこでコミックや児童書、文庫など、すべてに目を通すので、「あ、これ面白そうだな」という書籍を見つけることができる。お客さんよりも早くいろんなを見られる、というのは楽しいです。 ――そうやって「出合った」を読む時間はとれてらっしゃいますか? 佐藤 「積ん読」は100冊以上……(笑)。もはやインテリアの一部ですね。 ――相当積んでますね(笑)。では、たくさんのがある中で、ビジネス書の魅力ってどういうところにあると思われますか? 佐藤 ビジネス書の魅力って、2つあると思うんですよね。仕掛けてドーンと売れることと、棚でしっかり売れていくこと。他のジャンルだってそうじ

  • 文芸誌 女性編集長の時代へ : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    純文学系の文芸誌の世界で最近、ある異変が起きた。「文学界」(文芸春秋)、「群像」(講談社)の編集長に、それぞれ田中光子さん、佐藤とし子さんが就任。すでに女性が編集長を務める「すばる」(集英社)、「文芸」(河出書房新社)を含め、主要5誌中4誌を女性が率いることになったのだ。 中でも、多くの芥川賞作家を輩出してきた「文学界」は初の女性編集長となる。だが、田中さんは「女性作家や社外の方が感慨を持ってくれる。社内では驚かれません」と冷静だ。 背景の一つには、1987年に施行された男女雇用機会均等法がある。田中さんは88年、佐藤さんは92年の入社だ。文芸春秋や講談社など大手出版社が大卒女性を定期採用し、育成を進めた結果だろう。 女性の作家や編集者が増える中、編集長が生まれるのは自然な流れでもある。例えば、35年に始まった文壇の登竜門、芥川賞で、初めて女性が選考委員に加わったのは半世紀以上後の87年だ