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2012年5月22日のブックマーク (4件)

  • 中日新聞:丸善名古屋栄店、丸栄に移転 :社会(CHUNICHI Web)

    トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 丸善名古屋栄店、丸栄に移転  2012年5月22日 10時26分 名古屋市中区の老舗書店「丸善名古屋栄店」が6月下旬に一時閉店した後、東隣の百貨店「丸栄」の6~7階に移転、9月下旬に営業を再開する。現在の入居ビルから退去するため、同じ栄地区で移転先を探していたところ、経営再建中の丸栄が、丸善の集客力に期待して誘致した。 現在の丸善名古屋栄店の営業は、6月24日が最後。移転後も店名は変わらず、書籍と文具の売り場面積は2640平方メートルと約400平方メートル増える。ただ、衣料などの洋品を扱わなくなる。 丸栄は、4億円を投じて改装。6階の紳士用品、7階の家具・家庭用品の売り場をそれぞれ縮小して、丸善を受け入れる。百貨店顧客の若い女性向けに雑誌や漫画料理などの品ぞろえを充実してもらうほか、会社員らの来店増加も期待。丸善での売り上げは

  • 「情熱の階段―日本人闘牛士、たった一人の挑戦」書評 生と死のはざまの体験記|好書好日

    情熱の階段 日人闘牛士、たった一人の挑戦 著者:濃野 平 出版社:講談社 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション 「諦めないということは、どこまでも自分を信じ続けるということだ」—カネもコネも語学力もない。夢を叶えるための武器は、胸に秘めた情熱だけだった—。生と死が交錯するスペイン闘… 情熱の階段―日人闘牛士、たった一人の挑戦 [著]濃野平 書は、途方もない大夢を抱き、しかもそれをみごとに実現した、ある日人闘牛士の苦闘の物語である。 著者は、闘牛士になるという固い決意のもと、裸一貫スペインへ渡る。ゼロから出発して、何度も挫折を繰り返しながら、ついに日人として最高の、ノビジェロ・コン・ピカドール(最高位の一歩手前)にまで、昇り詰める。 まさに、努力と執念なくしては実現しえない、生と死のはざまの体験記だ。闘牛に関するは、ヘミングウェイや佐伯泰英など、多くの作家や研究者が書いてい

    「情熱の階段―日本人闘牛士、たった一人の挑戦」書評 生と死のはざまの体験記|好書好日
  • 「夢の操縦法」書評 フロイトも探した奇書の古典|好書好日

    19世紀末の“夢の実験家”が、古今の夢解釈の歴史と、2千夜近くにわたる自らの夢日記を独創的に分析する。夢判断の先駆的書籍として関心が高まる古典的著作。【「TRC MARC… 夢の操縦法 [著]エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵 まさしく幻の著作の初訳である。 かつてアンドレ・ブルトンや澁澤龍彦が夢研究の古典として書の一部を引用したことがあったが、長らく作者の経歴もその全貌(ぜんぼう)も不明という奇書だった。 ところが近年の発掘で、作者は支那学者として唐代の詩を仏訳し、1855年パリ万博の中国パビリオンを立ち上げた貴族と分かった。 人間は睡眠中でも活発な思考活動を行うと主張した彼は、夢占いもふくめて分析し、夢とは記憶の断片を結び合わせストーリー化する「正調な知的作用」と考えた。 しかし当時の研究者の多くは、夢を「心的能力の低下や混乱が生み出す変調」と捉え、夢遊病や幻覚と区別しなかった。ならば意識

    「夢の操縦法」書評 フロイトも探した奇書の古典|好書好日
  • ワシーリー・グロスマン「人生と運命」書評 戦争に揺れる人々、背後に広がる闇|好書好日

    第二次世界大戦で最大の激闘、スターリングラード攻防戦を舞台に、物理学者一家をめぐって展開する叙事詩的歴史小説(全三部)。兵士・科学者・農民・捕虜・聖職者・革命家などの架空… 人生と運命(1~3) [著]ワシーリー・グロスマン まず喝采したい。20世紀文学という巨大な山脈の最高峰の一つがついに翻訳されたのだから! これは、第2次世界大戦の趨勢(すうせい)を決したスターリングラードの攻防を背景に、独ソ戦によって運命を翻弄(ほんろう)される人々の愛、希望、苦悩、絶望を、その生と死を、精緻(せいち)にかつ力強く描いた壮大な小説である。実在した人物を含め膨大な数の人物たちが登場するが、彼女ら・彼らの生きる個々の逸話はそれだけで独立した長篇(ちょうへん)小説となりそうなほど波乱に富んでいる。物語を読むことの醍醐味(だいごみ)がここにはある。読者は、シャーポシニコフ一家の長女リュドミーラが負傷した息子を

    ワシーリー・グロスマン「人生と運命」書評 戦争に揺れる人々、背後に広がる闇|好書好日