QUALCOMMは、4年の歳月と総額3億5000万ドルを費やし、小型のノートPCおよびハンドヘルド向けチップの設計に取り組んできた。そして、その取り組みが2009年についに実を結び、複数のデバイスメーカーが「Snapdragon」プロセッサを搭載した製品の発売を計画している。 筆者は米国時間12月12日朝、サンディエゴのQUALCOMM本社にて、大変小さく軽量なノートPC(Intel陣営はNetbookと呼んでいる)向けプロセッサの開発に向けたQUALCOMMの取り組みについて、同社幹部と話し合った。 QUALCOMMが用意した試作機は外見上はNetbookのように見えるが、内部で使用されているSnapdragon技術は、Intelの「Atom」プロセッサとは全く異なる。Atomプロセッサは、現在市場に出回っている多くのNetbookに使用されている。 この内部に組み込まれているプロセッサ