マガポケの作品紹介文に「真の愛国心を問う、令和のピカレスクロマン」とあるので、一応は主人公が善良ではないことは作者や編集も自覚的なのだろう。 pocket.shonenmagazine.com 第1話で主人公が宇宙人へ銃を向ける場面の旭日旗のような背景や、宇宙人と戦うための武器のレトロSFのようなデザインなど、笑いを意図しただろう描写はたしかに多い。 しかし「鏡屋譲二@squaremania」氏のように主人公の思想に問題があることがどこまで明確で、どのような問題なのか作り手が自覚的かというと、かなり解釈が難しいと思う。 『地球防衛隊X』読んだ。これは割と最初っから主人公たちの思想がヤバいものであることをわかりやすく描いてると思う。個人的にはもっとわかりにくくして騙して欲しいけど今はこれが限界か。『寄生獣』+『DEATH NOTE』って感じで色んなバランスの舵取りが上手く行けば結構面白くなり