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2016年8月30日、これまで2社のCTOと5社の技術顧問を経験してきた一休の伊藤直也氏による「1人CTO Night」が開催されました。主催は転職サイト「DODA」を運営する、株式会社インテリジェンス。本パートでは、ソラコムの玉川憲氏も登壇。「守備範囲外を担ってもらうには?」「経営陣にエンジニアを理解してもらうには」など、イベントに集まったエンジニアたちから寄せられた「お悩み」に、2人で回答しました。 別の登壇を頼まれたタイミングで依頼 伊藤直也氏(以下、伊藤):今日、なぜ玉川さんにこの話お願いしようと思ったかというと。この対談の相手を探していたとき、ちょうど玉川さんに「今度、北海道の講演に出てください」と直前に頼まれたんです。「今だったら、こちらも登壇を頼んでも絶対断られないだろうな」とわかっていたんです(笑)。 (会場笑) 玉川憲氏(以下、玉川):さすがですね(笑)。 伊藤:まあ、そ
分布曲線に基づいて上位10%はS評価、中位の70%はA評価、残りの下位20%はB評価といった具合に、業績に応じて社員をランク付けする評価手法は、日本の企業でも広く採用されている。その評価手法を、最新のトレンドを真っ先に取り込むイメージの強いIT企業のマイクロソフトが、やめてしまったという。既に2年も前のことだ。人事評価制度の潮流に、大きな転換が起こっているように感じた。 個人の成果よりもチームの成果を重視 マイクロソフトの現在の評価制度では、「他者をどれだけ助けたか」「他者からどれだけ助けられたか」「他者のアイデアをどれだけ活用したか」といった行動と、その行動によって成し得た成果が、評価の対象になる。その評価も、「S」「A」「B」などとランク付けするのではなく、上司がコメントをフィードバックするだけだ。 数字という明確な指標もなく、ランクという評価のラベルもない。「果たして本当に、客観的な
Increments株式会社 プロダクトマネージャ 及川卓也氏 早稲田大学理工学部を卒業後、日本DECに就職。営業サポート、ソフトウエア開発、研究開発に従事し、1997年からはMicrosoftでWindows製品の開発に携わる。2006年以降は、GoogleにてWeb検索のプロダクトマネジメントやChromeのエンジニアリングマネジメントなどを行う。2015年11月、技術情報共有サービス『Qiita』などを運営するIncrementsに転職して現職に 共にMicrosoftでプログラムマネジャーをしていた経験を持つ及川氏と齊藤氏 及川 僕と齊藤さんは一時期、MicrosoftのWindow開発チームで同じプログラムマネジャーとして仕事をしていたんですよ。僕がエンタープライズ系の製品担当で、齊藤さんはデバイス系のプログラムマネジャーでしたね。 齊藤 ええ、懐かしいですね。 及川 最初に確認
メルカリ新卒エンジニアはSREもサポートも経験する! BABAROT Hiraku インタビュー フリマアプリ「メルカリ」で、若手Webエンジニアはどんな活躍をしているのか。メンターによる育成の様子も交えてお送りします。 若手エンジニアのための情報メディア「エンジニアHub」がスタートしました! 本連載「若手エンジニア、どんな活躍してますか?」では、若手エンジニアが企業でどんなふうに働いているか、会社やメンターはどんなことを考えて育成しているかを探っていきます。 ── 第1回はフリマアプリ「メルカリ」! 急拡大中の企業で、若手エンジニアはどんなふうに開発に携わっているのでしょうか。ということで、まずは自己紹介をお願いします。 BABAROT 初めまして、BABAROT (@b4b4r07 / id:b4b4r07) こと石山将来です。メルカリでサーバサイドエンジニアとして働いています。2
大手広告代理店の電通に勤めていた高橋まつりさん(当時24歳)が過労自殺したニュースは大きな注目を集め、国内でも広く報じられたが、その反響は海外にも及んでいる。筆者が暮らしているドイツの有力紙でも、電通の過労自殺問題が取り上げられていた。10月24日付けのフランクフルター・アルゲマイネ紙では、日本の労働環境を「成果ではなく、いまだに何時間働いたかによって評価される」と評している。10月17日付けの南ドイツ新聞の記事では、「過労による死が死因として認められるのは日本のみである」とも指摘されていた。 現代の会社と、かつての「藩」は似ている ドイツから見ると、日本の会社に勤める労働者は、まるで藩に仕える武士のようにもみえる。現代の「会社」も、「藩」に置き換えて考えると、日本の労働者を追い詰める多くの論理を説明できる。上からの命令は何よりも優先、言い訳はしてはいけない、忍耐こそが美徳である、といった
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