2008年春に、横浜ZAIMで開催された音楽フェスティバル『KAIKOO meets REVOLUTION』をご存知だろうか。有名無名を問わず、バンドやDJといった演奏形態も問わず、そのオルタナティブな音楽で聴く者の心を虜にするアーティストたちが一堂に会したフェスティバル。そこは間違いなく、2008年現在の日本の先端を捉えた空間だった。 そして、そのフェスティバルの求心力になったのが、DJ BAKUという孤高のターンテーブリストだ。異才であるがゆえに苦労も多かった彼が、「思いがけなく出あうこと=邂逅」していきながら歩んでいる軌跡について伺った。 他に何もできることがないっていう、 諦めにも近いところからミックステープを作り出したんです。 ―DVD『KAIKOO meets REVOLUTION』が完成しましたが、歴史に名を刻まれるべきフェスティバルでしたね。行けなかったのが悔しくなるほど、
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