有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリストの視点で挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 2月26日(土)幸福の科学と大川隆法主宰を名誉棄損で訴えた大川きょう子さんの訴状要旨は、すでに昨日紹介したとおりだ。国会から近い都市センターホテルで行われた記者会見。「霊をいまでも信じていますか」などと質問するテレビ局記者もいた。私はこんな質問をした。〈訴状には平成19年に2人の関係に亀裂が入ったが、平成21年に総選挙に出ることで緩和されたとあります。きょう子さんは幸福実現党の党首になり、すぐに解任されました。それはどういう経過で決まったのですか。そのことに関連してお聞きしたいのは、大川隆法さんの初期の著作で、いずれ政治に進出するとありました。どういうきっかけで2年前