「百日紅」は江戸風俗研究家でもある杉浦の代表作。葛飾北斎とその娘・お栄を軸に、江戸に生きる町人たちの生活や交流を描いていく。映画の監督は「河童のクゥと夏休み」「カラフル」などで知られる原恵一が務め、アニメーション制作はProduction I.Gが担当。原監督の熱烈なオファーにより、杏が主演を務めることとなった。 杏は「声のお仕事に興味があり、いつか挑戦してみたいと思っていたところ、主演、それも昔からファンだった杉浦日向子さんの作品ということで大変驚きました」とコメント。また脚本を読んで「様々な要素が盛り込まれた、杉浦日向子の世界がそのまま映像化されます。軽妙洒脱な会話のやり取りも楽しみです」と意気込んでみせた。映画「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」は5月に全国ロードショー。