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2017年9月13日のブックマーク (3件)

  • 『性表現規制の文化史』えっちがいけないことなのは何故か - HONZ

    書、表紙が素敵なのだ。 裸の成人女性からうまい具合に乳首を隠したイラスト、線画の描写ゆえ生々しさはなく90年代に流行ったオシャレ系マンガの表紙のようである。 とは言えハダカはハダカ、サラリーマンばかりの通勤電車で読むのは平気だった私もさすがに目の前に小学生男子が立っている中では書の続きを読むのをためらった。 こんな風に感じるのは何も私だけではないだろう。そもそもたとえ乳首が隠されていたとしても裸の成人女性が描かれた表紙を人前で出すこと自体やりたくないという人も多いはずだ。(うん、屋さんでカバーかけて貰えるのってとっても大事かも)。 この「通勤電車ならいいや」と「でも小学生男子には刺激が…」の線引きをしている私の気持ちは一体どこから生じているのだろうか。 えっちなのは、いけません! 我々(少なくとも私は)はそう刷り込まれている。だから、公共の場でえっちなイラストの表紙のを出すのがため

    『性表現規制の文化史』えっちがいけないことなのは何故か - HONZ
  • じょいふるミュージックや他の地方のCD店の閉店のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    【閉店のお知らせ】 突然ではございますが、じょいふるミュージックは諸般の事情により来る12月10日をもちまして閉店する運びとなりました。6年にわたり皆様にご愛顧いただきましたことを心より御礼申し上げます。9/30より感謝を込めて閉店セールを行いますのでご利用いただければ幸いです。 pic.twitter.com/opWBroV7Y7— じょいふるミュージック厚木 (@JoyFullMusic) 2017年9月8日 かなり衝撃的なお知らせ。 じょいふるミュージックは、東京都西部や神奈川を拠点に店舗網を持っていた中堅CD小売チェーンTAHARAの最後まで残った厚木店の店長だった方がその閉店後、どうしても諦めきれずに新たに興した店で。 場所も厚木市随一のライブハウスThunder Snakeの道を挟んでおよそお向かいという立地で、CDを扱い楽器を扱い。その店名はいきものがかりの曲名から取られて

    じょいふるミュージックや他の地方のCD店の閉店のこと - WASTE OF POPS 80s-90s
  • 「これ、どこが面白いの?」 『ダンケルク』が描く“事象”としての戦争、描かれない内面

    クリストファー・ノーラン監督の新作、『ダンケルク』。第二次世界大戦前半の大きな転換点となった、フランスからのイギリス大陸派遣軍およびフランス軍の撤退作戦を、現場の兵士たちや救出に向かう民間船の目線で描いた作品です。 『ダンケルク』公式サイト 先日筆者も劇場まで見に行ったのですが、印象的だったのが「結局これどこが面白いの!?」と喋りながら出てきた観客がいたことでした。そう言いたくなる気持ちは非常によく分かります。なんせ『ダンケルク』は普通の映画と異なり、「キャラクターと、彼らによって紡がれる物語」を描写した作品ではありません。 巨大なIMAXのスクリーンに映るのは、広大なドーバー海峡や、だら~っと広がったダンケルクの海岸。そしてその間で右往左往する人々の、その右往左往の断片だけがごろりと転がっているような映画です。 キャラクター性が希薄な登場人物たち 『ダンケルク』は3つの異なる時間軸を混ぜ

    「これ、どこが面白いの?」 『ダンケルク』が描く“事象”としての戦争、描かれない内面