追悼 先日、亡くなられた石黒さんとの思い出 初出会いは、「さらば宇宙戦艦ヤマト」。 彼は、副監督的立場で参加されていた。 監督で良かったのでは。 ともかく、真の出会いは、その以前。 1,2年前の作品「まんが日本絵巻」。 石黒さんは、総監督。 私は、キャラクターデザインと原画、作監。 21話「仇討ち哀れ 曽我兄弟」 実は、この時のキャラクターの目を瞳孔、ハイライト無しに創った。 真っ黒の目も好みだった為。 後に、コロスにも使用。 この時が初対面。 私は、終始、小国一和のペンネームで通す。 その為、さらばで会った時、石黒さんの初言。 「あれっ、小国さんじゃないの?」 こちらも、あれっと思った。 バレていると思っているオレがいたから。 その後の言葉で、「湖川さん程、リアルを描ける人はいない」 と言ってくれた。 今でも忘れない、嬉しい言葉。 リアルの存在価値は別として、私が当時求めていた事は確かだ