生きていくうえでは、数々の判断を迫られるもの。ましてや「ウィズコロナ」の状況下においては、仕事でもプライベートでも戸惑うことは少なくありません。 では、困難な時代を生きる私たちは、どんな力を身につければいいのか? この問いに対して、『人生に悩む君に贈る 1行の問いかけ 自分だけの答えが見つかる36のヒント』(佐々木常夫 著、日本実業出版社)の著者は次のように述べています。 それは自身で問いを立て、それを自分自身で考えて答えを出すことを繰り返すことです。 そのとき、「物事には必ずしも正解はない」という前提に立ち、立ちあらわれる問題に対し、自らの頭で考え判断し、自分なりの答えをつかみ取ること。 ウィズコロナの時代では、何よりそのような「自分で考え抜く力」が求められているのではないかと私は考えます。(「はじめに」より) 39歳で課長になったのと同時期に、奥様が肝臓病に。そのため、自閉症の長男を含