クリックして拡大する参院本会議に臨む菅直人首相(手前)を厳しい表情で見つめる西岡武夫参院議長(右奥)=4月15日午前、参院本会議場(酒巻俊介撮影) 西岡武夫参院議長は12日の記者会見で、菅直人首相による中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の運転停止要請について、「何をもって、そういう判断をしたのか。日本経済を全部計算した上で判断したのか、大きな疑問を持っている」と述べ、首相の判断に疑問を示した。 復興関連となる平成23年度第2次補正予算案の提出時期を臨時国会に先送りする政府・民主党の方針には、「(2次補正編成が)復興構想会議の結果を見てからということなら、内閣、国会は何のためにあるのか。首相は何を考えているのか、不可思議としか言いようがない」と批判。「国難にあたって首相としての資格があるのか改めて疑う」と述べた。 政府が復興財源に充てるために消費税増税を検討していることには「そういう