自民党は次期衆院選公約のたたき台となる「国家戦略本部」報告書で、普天間の辺野古移設推進の方針を示している。(7.23琉球新報) 新聞記事を読んだだけだが、日米地位協定についても「運用改善」どまりで旧態然、安全保障分野での自民党と民主党の違いはみえない。 二大政党制、政権交代、ここ数年の政治的喧噪からは、大山鳴動ネズミ一匹出てこないどころか雨降って地固まる如くダメさ加減の深まりしか感じられない。普天間飛行場に対する自民党沖縄県連の政策は「一日も早い普天間飛行場の危険性の除去、県外・国外への移設を推進」である。公明党も民主党も似たり寄ったりで、政党本部の政策と沖縄支部の政策は目も当てられないねじれをみせている。 鳩山首相が辺野古回帰したときに、なんらアクションを起こせなかった民主党県連。私は憤りにまかせて「いまカッコつけないで、いつカッコつけるというのだ」とブログに書いた。現在も状況は何ら変わ