衆院選になると、自民党以外に敵視する、弱小な政党ないしは政治勢力を定めて、そのヲチを楽しむ悪癖が私にはある。前々回(2009年)は「平沼一派」、前回(2012年)は「日本未来の党」だったが、今回は「次世代の党」である。 その次世代の党が第1次公認候補を発表した。 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014112100634 次世代が1次公認発表【14衆院選】 次世代の党は21日、衆院選の第1次公認候補27人を発表した。候補者は次の通り。(敬称略、新は新人、元は元職、特記以外は前職) 【宮城】2区 増元照明=新 【群馬】1区 上野宏史 【埼玉】13区 中村匡志=新 【千葉】1区 田沼隆志▽9区 西田譲 【神奈川】1区 横田光弘=新▽7区 松田学▽12区 甘粕和彦=新▽14区 中本太衛=元▽18区 中田宏 【東京】1区 渡辺徹=新▽4区 犬伏秀一=新▽7区 吉田
万歳三唱めぐり混乱=衆院解散【14衆院選】 衆院が解散された21日の本会議で、万歳三唱をやり直す珍事があった。伊吹文明議長が解散詔書を朗読し、「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。ぎょめ…」と言った時点で、議員席から「万歳」の声が上がり、三唱後に沈黙。伊吹氏は改めて天皇の署名と押印を意味する「御名御璽(ぎょめいぎょじ)」と発言し、日付と安倍晋三首相の副署も朗読した上で、「万歳はここでやってください」と促し、万歳三唱がやり直された。 2000〜12年の間の5回の解散では、議長が「衆議院を解散する」と読み上げた後に万歳が始まり、本会議散会となっており、伊吹氏が先例を破った形。伊吹氏は解散後、国会内で記者会見し、御名御璽を読み上げた理由について「解散は天皇陛下の国事行為だ」と説明した。(2014/11/21-16:20)2014/11/21-16:20
2014年11月18日、安倍晋三首相は10%への消費増税延期を決断した経済政策への信を問うべく、「代表なくして課税なし」というスローガンを採用し、ついに衆議院解散の「伝家の宝刀」を抜いた。 アメリカ独立戦争時に唱えられたスローガンを持ち出し、解散の歴史的な意義を強調しようとしたが、今回の解散が当時の状況にすんなり当てはまるとは思われず、ネットでは「意味がよくわからない」「この場で使った意味がわからん」という評判がもっぱら。専門家からも「何の関係もない」と厳しい評価がされている。 本家・米国の独立戦争と状況が違う? 今回の解散で注目が集まっていたのは、その「大義名分」だ。安倍首相は消費増税の延期の是非を大義名分として位置づけ、「代表なくして課税なし」というスローガンを採用した。 もともと「代表なくして課税なし」はアメリカ独立戦争時のスローガンの1つ。イギリス領だった18世紀当時、移民たちは税
衆院は21日、解散する。安倍晋三首相は消費増税の延期を理由に掲げたが、唐突なうえに、わかりにくい。この解散、何と名付けますか――。識者のみなさんに聞いてみた。 ■漫画家・倉田真由美さん 「『ゾウがアリを踏みつぶす』解散」です。巨大な自民が野党の議席を、もっと減らすための解散じゃないですか? 自民は勝つ気満々。さらに増やそうとさえしてる。国民は「どうせ自民が勝つのに無駄なこと」って思っちゃいますよ。 自民に逆風は吹いてないし、真っ向から異議が出てるテーマもない。でも、閣僚に次々と発覚した「政治とカネ」の問題や、立ち往生している法案の議論をガラガラポンして、一気に攻めようってことかな。 野党がふがいない。「政治とカネ」の問題で閣僚を責めてたけど、国会を妨害しているようにしか見えなかった。自民をやっつけようという意欲ばかり先立って、国民の方を見てない。
衆院は21日午後の本会議で解散される。「12月2日公示-14日投開票」の日程で行われる衆院選に向け、与野党各党は事実上、選挙戦に突入する。第2次安倍晋三政権が発足してから約2年。「アベノミクス」の評価が最大の争点となる。 政府は21日午前の閣議で解散詔書を決定。午後の衆院本会議で伊吹文明議長が解散詔書を朗読し、解散を宣言する。 自民党は25日に、公明党は来週中に公約を決める。自公両党とも円安対策や地方創生などが中心になりそうだ。公明党は消費税再増税の際の軽減税率導入を前面に訴える。野党各党も公約の策定を急いでいる。 解党が決まったみんなの党の山内康一(比例北関東)、中島克仁(比例南関東)両衆院議員は20日、民主党に入党を申請し、受け入れが決まった。また、民主党の岡田克也代表代行と生活の党の小沢一郎代表が20日に会談し、生活の鈴木克昌幹事長(比例東海)と小宮山泰子衆院議員(比例北関東)が民主
11月21日の衆院解散の日程がほぼ決まってきました。選挙制度の話を選挙後に書くと「負け惜しみだ」と言われがちなので、選挙前に思うところを述べたいと思います。 そもそも、このタイミングでの解散について世論調査では消極意見の方が強いようです。世論の過半数が消極的というのは、一般的には与党内部でもかなり消極意見があるということだと思います。実際、自民党岐阜県連が「解散は党利党略」などとして解散に反対したり、解散に反対する与党の重鎮が公認外しされそうになるなど異常な事態になっています。 「自民岐阜県連、解散に反対 決議採択」(読売新聞2014年11月16日) 「官邸「野田氏を非公認に」 首相批判発言で自民執行部に促す」(産経新聞2014年11月18日) このタイミングで解散できるのは小選挙区制のおかげ解散に政治的な大義が見いだせないことは世論を見ても自民党の内部を見ても上記の通りですが、さらに、報
民主党(海江田万里代表)と、みんなの党(浅尾慶一郎代表)が合併に向けて協議を始めることが14日、わかった。両党首はこの日会談し、衆院解散・総選挙に向けて選挙協力を進めることで一致。共産党以外に野党候補がいない選挙区での候補者擁立を目指すことや、共通政策を作ることでも合意した。 これまでの水面下の調整では、民主党の党名を残すことを念頭に政策の一致を目指している。民主党執行部の一人は「できるだけ対等な形で合併したい」とし、みんなの党の幹部は「合併後、さらに他政党の議員の参加を呼びかける受け皿にしたい」と語っている。 この日の党首会談後、浅尾氏は「自民、公明に代わる政治勢力の候補者を立てていくのが政党の責務だ」と強調。比例区で統一名簿を作って戦うことについて「一番効果がある選択肢の一つだ」と語った。会談に同席した民主党の枝野幸男幹事長は「候補者の立て方について、まず情報共有していく」と述べた。(
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