photo by kevin dooley 自殺者リサイクル法 フジテレビの『世にも奇妙な物語』の中に『自殺者リサイクル法』という話がある。ビルから飛び降りた所を救出されて、どうせ捨てるつもりの命なのだからと、臓器を提供したり、新薬の実験台になったりと「命の再利用」をさせられる。 「今回死ねなかった皆さん、残念です。次は死ねる事を祈ってます」 物語としては「自殺者リサイクル法」の対象となった集団が割合単位で簡単に死んでいく中で「生きたい」と思い直しても、危険な「仕事」からは解放されないという流れなのだけど、「死んでもいい」と割り切ったからこそ出来る有益な仕事に対する憧憬のようなものも感じた。 「一機死んだ」後の無敵時間 僕自身も「自殺者リサイクル」を望んでいるのかもしれない。例えば、転職先を決めないまま退職したり、ドヤ街で暮らそうとしてきたのは精神的な自殺である。その程度の事でおこがましい