任天堂「Indie World 2024.4.17」発表まとめ。『8番出口』Switch版が突如発表、ほか『SCHiM』『Little Kitty Big City』『A Dance of Fire and Ice』など注目インディータイトルもSwitch向けに登場
「史上最悪のゲーム」との呼び声高い『Desert Bus』を利用したチャリティーイベント「Desert Bus for Hope」が日本時間11月10日午前3時より始まる。2007年にコメディーグループLoadingReadyRunが始めたこのイベントは、これまでに440万ドル以上の寄付を集めている。寄付金は全てゲーム業界の慈善団体であるChild’s Playに贈られている。 『Desert Bus』は95年頃にSega CD(北米版メガCD)向けに制作されていた『Penn & Teller’s Smoke and Mirrors』というオムニバスゲームに収録されているゲームのうちのひとつだ。 ゲーム内容は砂漠のバス(Desert Bus)の名の通り、アメリカのアリゾナ州ツーソンからネバダ州ラスベガスまで、約580キロの長い長い一本道をひたすら運転するというもの。ときおり、標識や岩が現れ
突然ですがみなさん、映画にテレビゲームが一瞬映り込んでちょっと嬉しい瞬間ってありませんか? ゲーマーであれば何となく伝わりそうなこの心理。たとえば『シュガー・ラッシュ』や『レディ・プレイヤー1』などの、そもそもテレビゲームをある程度の主題に組み込んでいる作品ならば登場するのは当然かもしれませんが、それよりも私は「全然ゲームと関係ない映画にチラッとゲームが映り込む」あの瞬間が好きなのです! たとえば、柳楽優弥主演映画『ディストラクション・ベイビーズ』【※1】のゲームセンターのシーンでやたらと目立っている『MELTY BLOOD』の筐体! (画像はAmazon | ディストラクション・ベイビーズ 特別版(2枚組)[DVD] | 映画より) 割と重要な話をしているシーンではあるのですが、こっちの気持ちは「あれ?メルブラじゃね?」に支配されもうメルブラの筐体にしか目がいかない。 遠野志貴がナイフを
Razerが世界初の光るVISAプリペイドカード「RazerCard」を発表。決済時に緑に発光するゲーミングな1枚、クエストをこなすことで報酬が手に入る要素も マウスやキーボードなどゲーミングハードウェアを開発するRazerの金融部門Razer Fintechは、Visaと提携して新しいプリペイドカード決済ソリューション「RazerCard」を発表した。 ベータテストが実施予定で、12月31日(木)までシンガポールにて1337人のユーザーが対象となるという。テスト後は、世界中でサービスを拡大する予定。東アジアマーケットを中心にサービスを展開するようなので、じきに日本でもサービスが始まるかもしれない。 (画像はRazer公式サイトより) RazerCardは世界6100万のVisa加盟店で利用できるVisaプリペイドカードで、プレスリリースによると「世界初の光るプリペイドカード」だとされてい
ビデオゲームの文化で「クソゲー」という極めて暴力的な単語が一般化してからどれくらいが経っただろうか。みうらじゅん氏が『いっき』に対して使ったなど起源には諸説あるが、ともかくその言葉は死滅せずに現代まで生きながらえてきた。 制作者が心血を注いで創りあげた一個のゲームという作品。それをたった一言で簡単に断罪できてしまうその言葉は、無残なほどにネガティブなパワーを持っており、ゲームメディアでは忌避すべきワードのひとつである。 しかし口をつぐんだところで、いままでプレイヤー間で何年にもわたり続いてきた「クソゲーを語る」という文化が、無かったものになるわけでもない。たった4文字でゲームを語ることができるこの魔法の言葉は、その時代や個々人の認識によって極めて定義が曖昧で、いまも万華鏡のように変化し続けている。 (画像はニコニコ動画「クソゲーオブザイヤー2008」より) そんな歴史の中、その年度で一番の
「ゲームオーバー」の意味は「試合終了」なのか、「敗北」なのか? 徹底的に調べてみたら、『大辞泉』の「ゲームオーバー」の記述が変わることになった 物悲しい音楽とともに画面に表示される「GAME OVER」の8文字。ゲーマーのみなさまなら何度となく目にしてきた言葉でしょう。 「ゲームオーバー」という言葉は、日本語では「試合終了」や「ゲームの終了」を意味するほか、比喩的に「敗北」や「一巻の終わり」といったネガティブな意味合いでも用いられます。実はこの言葉、外来語なのか和製英語なのか、辞書によってその扱いが割れていることをご存じでしょうか。 「game over」を外来語とし、前述の日本語と同じような意味合いで英語圏でも使われているとする辞書もあれば、「game」と「over」を単純に組み合わせたものとして、あるいは「game is over」がなまったものとして、単純に「試合終了」を意味する和製
『ポプテピピック』ゲームパート担当の現役大学生「いつか社会的に抹殺されちゃうかもしれません」──パロディにかける思いとネタの出所とは【山下諒インタビュー】 「回転機能を使わずにナナメ45度のキャラもしっかり描いている」、「色数制限にこだわってレトロゲーム風グラフィックを再現している」といった声が、いわゆるドット絵警察と呼ばれるネット上のマニアを中心に絶賛されているのだ。 驚くべきことに、このゲームパートを担当したのは現役大学生。東京造形大学4年生の山下諒氏(@chiemin1063)である。 ドット絵の黄金期は1990〜1994年だと言われており、やがて2000年代には暗黒期を迎える。だが2010年以降は復興期に入り、制限のあるドットで“あえて”表現するという文化に注目が集まり、若年層にもドット絵に興味を持つ人が増加。 その一方で、若手へのドット絵の制作技術の継承も行われていなかったため、
【田中圭一連載:プリンセスメーカー編】「プレイヤーを泣かそう」岡田斗司夫の発案に赤井孝美が出した答え。それは、“みんなちがってみんないい”感動できる育成シミュレーターだった【若ゲのいたり】 第8話のあらすじ 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』。 第8回は、1991年にガイナックスから発売されたPCゲーム『プリンセスメーカー』の生みの親・赤井孝美さんをゲストにお迎えしました。 アニメ・特撮映画制作のエキスパート集団がPCゲームの世界に参入したのは、赤井さんの提案がきっかけでした。以降、ガイナックスは数々のゲームを手掛けましたが、なかでも赤井さんが監督・キャラクターデザインを担当し、空前の大ヒットとなったのが『プリンセスメーカー 』です。 育
1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫劇画村塾(神戸校)に第一期生として入学。翌84年、『ミスターカワード』(『コミック劇画村塾』掲載)で漫画家デビュー。86年開始の『ドクター秩父山』(『コミック劇画村塾』ほかで連載)がアニメ化されるなどの人気を得る。大学卒業後はおもちゃ会社に就職。『週刊少年サンデー』にも不定期で『昆虫物語ピースケの冒険』(89〜91年)を連載した。パロディを主に題材とした同人誌も創作。最新刊は2017年1月刊『うつヌケ』(KADOKAWA刊)、『田中圭一の「ペンと箸」』(小学館)。 【『MOTHER』コラボデザイン「ほぼ日手帳2018年版」が好評発売中!】 多くの人が愛用している「ほぼ日手帳」。その2018年版には、なんと『MOTHER』コラボデザインが3種類も登場! 『MOTHER2』の終盤に冒険する不思議な場所「マジカ
【田中圭一連載】「今の異端が未来のスタンダードになる」亡き友・飯野賢治から飯田和敏が受け取ったバトン【若ゲのいたり:『アクアノートの休日』】 第2話のあらすじ 1980〜1990年代というゲーム業界の「青春期」に大奮闘したゲームクリエイターたちの、熱くて、若くて、いきすぎた思い出を田中圭一先生がたずねる『若ゲのいたり〜ゲームクリエイターの青春〜』。第二回は『アクアノートの休日』を手掛けた飯田和敏さんをゲストにお迎えしました。このPS初期の名作は、どんな思想で生まれたのか。そして、戦友・飯野賢治さんの死に直面して、飯田さんが思ったこととは――。(編集部) 第一話はこちら:【新連載:田中圭一】坂口博信とFFの天才プログラマたちが歩んだ、打倒DQへの道。「毎日のようにキレてましたけど(苦笑)」【若ゲのいたり】 1962年5月4日大阪府枚方市生まれ。近畿大学法学部卒業。大学在学中の83年、小池一夫
2002年に発売された、知る人ぞ知る名著――『ベストセラー本ゲーム化会議』。 『ベストセラー本ゲーム化会議』 麻野 一哉・米光 一成・飯田 和敏 (原書房・2002) まさにタイトル通り、『チーズはどこへ消えた?』など当時のベストセラー本をゲームにする目的のもと、現役のゲームクリエイターがブレインストーミングをする様子を記した本である。 メンバーは『ぷよぷよ』開発者でお馴染みの元コンパイル・米光一成、『アクアノートの休日』などの独創的なゲームを開発してきた飯田和敏、そしてチュンソフトで『かまいたちの夜』や『街』などの名作サウンドノベルのシナリオや監督を務めてきた麻野一哉の3人という豪華な顔ぶれ。第一線で活躍してきた開発者がゲームを妄想する姿をそのままエンターテイメントにしてしまった伝説の企画である。 左:ぷよぷよ メガドライブ版(画像はセガバーチャルコンソール公式サイトより) 中:アクアノ
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