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数学嫌いはどこから生まれてくるのか? よく聞かれる「役に立たないから」なる理由は、実のところ良くて後付け悪くて言い訳であって、その実態は、算数や数学につまずいて分からなくなった人たちが、イソップ寓話のキツネよろしく「あのブドウ(数学)は酸っぱい(役に立たない)」と言い広めているのである。 ならば撃つべきは〈算数・数学のつまずき〉である。 以下に示すのは、小学校の算数から大学基礎レベルの数学まで、「つまずいて分からなくなる」箇所を集めて16のカテゴリーに分類したものである。 一度もつまずかず専門レベルまで一気に駆け上がることのできた一握りの天才を除けば、数学が得意な人も不得意な人もみなどこかでつまずいたであろう、さまざまな算数・数学の難所が挙げられている。 この分類が示そうとしていることのひとつは、同じ〈根っこ〉をもったつまずきが、小・中・高・大の各レベルで繰り返し出現することである。 たと
2ケタ×2ケタの計算が即座に答えられる。発売から半年余りでドリルとしては異例の26万部に達したベストセラー『6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算』の中身とは。 ----------------- ■暗算できる範囲はインド式の25倍以上 昨年、この日本に、世界的な発明ともいえそうな暗算法が誕生し、今、たいへんな話題になっている。 従来、日本の子供たちが9×9までなのに対してインドの子供たちは19×19までを頭に入れていることが、インドの数学やIT技術の優秀さの原因ともいわれてきた。しかし、日本に生まれた新しい暗算法では、インド式の25倍以上にあたる99×99までの答えを即座に見つけることができるのだ。 「岩波メソッドゴースト暗算」。インド式では19×19までを単に暗記するが、ゴースト暗算ではその名の通り、丸覚えではなく暗算するという画期的なメソッドだ。 たとえば78×45をパッと
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