上りのエスカレーターから眺める女の下半身は神々しい。 短いスカートと長い素足とが心をぐっと惹きつける。 ほんとうにあともうちょっとなのに、パンツは決して姿を見せてはくれない。 でも、それでいい。 見えそうで見えないのが実は好いのだ。 エスカレーターを上り切ると、今度は若い女の身体がそこら中にあふれている。 パンツの色を求める楽しみは終わってしまったけれども、次は透けブラ探しの時間が訪れる。 暑い日が続くのに、女のガードはなかなか固く、容易には透けを許してくれない。 最近はブラキャミが流行っているのだろうか。それともヌーブラか。 心の中で苦笑すると、女子トイレから一人の若者が出てくる。 右手をスカートに押しつけて拭う様な動作をしているのでどうしたのかと観察していると、どうやらこの女、用を足して手を洗った後、きちんとハンカチで拭かなかったようで、歩きながら慌てて水気を取っているのである。 可愛
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