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ブックマーク / www.tokyoartbeat.com (10)

  • ギャラリー、美術館、その他全てのイベント運営者がよりよいウェブサイトを構築するための10のポイント

    ホーム / ニュース・記事 / ギャラリー、美術館、その他全てのイベント運営者がよりよいウェブサイトを構築するための10のポイント このように、多くのサイトと日常的に触れることで、TAB を使いやすく、明確で、網羅的なサイトにしていく大きな刺激になってきましたし、また東京をベースにしたデザイングループであるAQでのウェブユーザビリティコンサルタントとしてのウェブデザインにも大きな影響を与えてきました。また、同時に、ウェブサイトをデザインする上でのよくある誤りとそれに対する対応策についての長いリストがその間にできてきました。今回はそれを10点に集約して、ここでご紹介したいと思います。このガイドが日のそして世界中のアート・デザインイベントの運営者の皆さんがウェブサイトを作る上で、有益であることを願っています。 もちろん全ての問題点をカバーすることは不可能ですし、ここに示す解決策が全てのサイト

    ギャラリー、美術館、その他全てのイベント運営者がよりよいウェブサイトを構築するための10のポイント
  • どこでもない場所を描く

    個展を開催中の画家・小西真奈さんのアトリエにお邪魔して、作品作りや今回の展示についてお話を聞かせてもらいました。 小西真奈、「Dark Lake」(2007) H.162 x W.194 cm, Oil on Canvas撮影:木奥惠三 Courtesy of the artist and ARATANIURANO. 小西さんの作品はとても独特な雰囲気に包まれていますね。今回の展示でも見られる“自然”と“人”が共に登場するシリーズは、いつ頃から描き始めたのでしょうか? 実はアメリカのボルティモアで大学院生だったころから実験的にこういった作風のものを描いていました。でも実際にそれを意識的にやり始めたのは2003年、日に帰って来てからです。独特な雰囲気だとはよく言われますが、特に深く考えずに、ただなんとなくこういったものが出来上がったという感じです。 絵が完成されるまでのプロセスを教えてくだ

    どこでもない場所を描く
  • イリヤ・カバコフ 『世界図鑑』-絵本と原画-

    『空を飛びたい』(1983年刊)の挿絵原画 撮影:上野則宏作家自身に「紙クズ」と言わしめる今回神奈川近代美術館 葉山で展示されている作品群。この表現には何重もの仕掛けが仕組まれているのだが、とりあえずは今回展示されることになったイラストレーションという表現形態を紐解いてみよう。 イラストレーションは絵画や彫刻のような純粋芸術とは異なり、応用芸術として位置付けられている。そのため、アートというジャンルにおいては用意さ れたテキストや詩、教科書、もしくはその他の文章と組み合わされた作品形態を取って初めて完成された「作品」となる。いささか、純粋芸術に比べ見劣りする ように思われるが、文学や報道、教育といったジャンルと融合することが可能な形式である。 一方でアートへの入り口という役割をも果たしうる。それは自己の表出が色彩、筆致、空間構成によって可能だからであり、テクストでイメージ化される 世界なり

    イリヤ・カバコフ 『世界図鑑』-絵本と原画-
  • わたしたちの過去に未来はあるのか?

    現在ベニス・ビエンナーレに出展中のアーティスト岡部昌生とコミッショナー港千尋の両氏が今回の展示のコンセプトについて語っていただきました。 今年のベネツィア・ビエンナーレ日館は、今では高速道路建設のために撤去され原爆の跡を残していた宇品駅から9年間の月日をかけて擦り取られ集め られたフロッタージュや植物標に床から天井まで覆われた。今回の展覧会についてアーティスト岡部昌生氏とコミッショナー港千尋氏に話を伺った。 展示風景 まずは今回の展示会のタイトルについて質問させて頂きたいと思います。現在私達が生きている時代の一つの特徴と言えば「世界の終わり」の様な ものが容易にそして温暖化、核、自然破壊、人口の爆発的な増加等多様に想像できることではないかと思います。つまり未来のクライシスの様なものが起きてい る。そういう状況で今回の展示は「過去」に重点を置いている。そこでまず今回のテーマを選んだ意図に

    わたしたちの過去に未来はあるのか?
  • 『もの派』について

    『もの派』の出現は日の戦後美術市場におけるターニングポイントとなったにもかかわらず、その活動は想像以上に知られていない。 『もの派』は、60年代後半から70年代前半に自然物と人工物を用いた作品を制作した作家のグループであった。「もの」をできるだけそのままの状態 で作品の中に並列して存在させることで、それら自体に語らせることを目的とした。それゆえに『もの派』の作家は何かを「創造」するというよりは、「もの」 を「再構築」し「もの」と空間との相互依存的な関係性に注目した作品を作り上げた。そしてある「もの」に対する既存の概念をくずし、「もの」との新しい関 係性を築きあげることに挑戦した。 『もの派』は「芸術的運動」というより、あるグループに対して付けられた「ラベル」のようなもので、その起源ははっきりとしていない。(※1)『も の派』の作品は空間と「もの」との質的に相互依存的な関係、または「もの

    『もの派』について
    bunhiko
    bunhiko 2007/09/10
  • デザイン・フェスタ 2007を振り返って

    1980年、アメリカ生まれ。ミネソタ・ツインシティー大学にて、ファイン・アートは絵画の学位を取得。ジャン・ピエールは、さらに油絵と古典西洋美術史をイタリアとギリシャにて学ぶ。ミネアポリス、パリ、ギリシャ、そして東京を含む世界中のソロまたはグループ展に参加してきた。彼は、イラストレーターであると同時に、コミックブック「スナッパーヘッドコミック」の設立者そして共編者でもある。2006年春より東京在住。<a href="http://www.junpierre.com/">作者HP</a>。

    デザイン・フェスタ 2007を振り返って
  • 平野薫 展

    平野薫《Untitled - slip -》 2007年六木のSCAI X SCAIで展示中の平野薫(1975-)の新作は、かつて他人が身につけていた衣服や下着を糸へと解きほぐしていくという、ここ数年の作品と同様の手法によって制作されている。平野の作品は、いずれも一見して彼女のものであるとわかるような確固たる「手の痕跡」を伴っているのだが、そのことは衣服の繊維をただひたすらほどいていくという、彼女の制作手段とおよそ無縁ではありえない。 いま述べたように平野の作品は、衣服をほどき、それを一の繊維に還元していくという「手仕事」によって生み出されたものだ。むだな装飾を一切排した彼女の作品のメディウムとして用いられるのはただ衣服から抽出された「繊維」のみであり、それらはまずもって不安定で心もとない印象を与えるべくわれわれの眼前に立ち現れる。けれども他方で、衣服という束縛を解かれ周囲の空間に

    平野薫 展
    bunhiko
    bunhiko 2007/07/13
  • 中平卓馬 展

    この人を知る。中平卓馬の視線を追うことは、彼を知ることでもある。彼は何を見たのか、彼の網膜に焼き付いたものは何だったのか。中平卓馬個展「なぜ、他ならぬ横浜図鑑か!!」がシュウゴアーツで開催された。作家は1938年に東京で生まれ、編集者を経て写真家として活動を開始した。 その後横浜に居を移してから30年にわたって自宅のある横浜を中心に撮影し続けている。そして、今回の展示では2005年から2007年に撮影した写真のなかから厳選した写真群がプリントとスライドショーで構成された。 nakahira.jpg “伝説の人”とも呼ばれる中平卓馬の今回の展示での作品は、身の回りのものを丹念に写しとっている印象を受けた。それでも、中平の作品の前に立ち、自分の眼で実際の事物(人、もの、風景)を見るのとは違う視点で作品として彼の写した写真を「見る」とき、彼が執筆し残した言葉を辿ることで写真に写った事物をより鮮明

    中平卓馬 展
  • マンガ・レビュー 「レオナルドの受胎告知」を観て

    1980年、アメリカ生まれ。ミネソタ・ツインシティー大学にて、ファイン・アートは絵画の学位を取得。ジャン・ピエールは、さらに油絵と古典西洋美術史をイタリアとギリシャにて学ぶ。ミネアポリス、パリ、ギリシャ、そして東京を含む世界中のソロまたはグループ展に参加してきた。彼は、イラストレーターであると同時に、コミックブック「スナッパーヘッドコミック」の設立者そして共編者でもある。2006年春より東京在住。<a href="http://www.junpierre.com/">作者HP</a>。

    マンガ・レビュー 「レオナルドの受胎告知」を観て
  • 束芋さんとのインタビュー

    現在、原美術館では若手アーティスト、束芋氏(たばいも/1975年兵庫県生まれ)の個展を開催しています。彼女はアニメーションを用いた映像インスタレーション作品を通じて、現代日の暗い側面を探っています。 写真提供:志賀理江子TABlogにおいて、アーティスト、デザイナー、キュレーター、そしてその他アート界の人々とインタビューをする新シリーズの第一弾として、私はこの展覧会に足を運び、そのあと束芋さんにお話しを伺いました。 展覧会タイトル「ヨロヨロン」とは「ヨロヨロ」と「輿論」からアーティストが作った言葉で、「弱い私の唱える論であり、『論』自体はいつも正解を求めない、どちらともとれないヨロヨロしたものである私の考えを表現した言葉だ」 という。社会や「輿論」は特定できるものではなく、また自分自身が世間一般の一部なので、束芋さんは「輿論=自分の論」であると認めつつ、その不安感を作品に吹き込んでいます

    束芋さんとのインタビュー
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