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ブックマーク / bellflower.dodgson.org (4)

  • 死んでしまったOSたちへ

    自分はの草稿に誤字脱字探しをしつつ好き勝手言う係としてちょっとだけ手伝った。せっかくなので宣伝してみる。 このはコード読みブログやアーキテクチャ解読ブログをまとめたような体裁になっている。といっても各章バラバラではなく、としての連続性はある。そして OS というものを包括的に解説するかわりに Android の特徴的なところ、たとえば GUI フレームワークや VM のランタイムなど、をつまみいしている。これは正しいアプローチだと思う。伝統的な OS の話をしだすと Android ってだいたい Linux だからね。Android に限らず、この「伝統的な OS の上にあるプラットホームのレイヤ」の中身を説明したは少ない。 そこが面白い。 このの欠点は文章がけっこう slippery なところ。悪い意味でブログぽいというか同人誌ぽい。ただそれは「支える技術」シリーズに共通する

    死んでしまったOSたちへ
    bunnyhop
    bunnyhop 2017/02/22
  • 不確実さを受け入れる — A17Y (1)

    ソフトウェア開発に関する認識で大きく変化したもののひとつは不確実性の扱いではなかろうか。古いソフトウェア開発が「複雑さ」を、Agile が「変化」を主要な難しさ、戦うべき敵とみなしたように、今日のソフトウェア開発は「不確実性」との戦いを大きなテーマに据えていると思う。プログラマが不確実性に向ける眼差しは開発プロセスに大小様々な影響を与えている。「達人プログラマー」とその世代は、この変化を捉えていない。 ソフトウェア開発には昔から不確実性がつきものだった。たとえば見積もりでは The Cone of Uncertainty なんて話をする。現代的なソフトウェア開発が昔と違うのは「不確実さは放っておいてもなくならない」ことを認めたことだと思う。The Cone of Uncertainty が象徴する昔のソフトウェア開発では、不確実性は一時的なもので目の前の嵐をやりすごせばいいと考える。極端に

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    bunnyhop 2016/12/27
  • 意見を持つ

    今のチームのプログラマたちは、製品の機能や UX に意見を持っている。 UX デザイナがおらず PM もおとなしいプログラマ中心のプロジェクトから来た自分は、アプリやサービスの世界でデザイナや PM がどう物事を決めるのか、そこにプログラマがどう絡むのかに興味を持っていた。どうも一筋縄でない。 定例ミーティングではデザイナのモックを前にプログラマたちが細かいレイアウトや動きを議論している。各リリースの計画会議では誰かしら自分の欲しい機能を持ち出す。廊下でデザイナと顔を合わせては唾を飛ばし合っている。ランチPM と同席するたび何かを申し立てている。 自分はそんな意見がない。開発しているアプリに興味はある。自分で使っているから良くなってほしい。でもアイデアはない。速くてバグがなければいい、くらい。 コードの書き方には意見があるし、開発プロセスやインフラにも言いたいことは多い。バグを減らした

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  • ひどさの理由は聞き流す

    Android らしい Java そのさんは API のひどさ…のつもりだったけれど脇道にそれ、ひどさについて時々思うことを書いてみる。 世の中にはひどいコードがたくさんある。自分もよくひどいコードを書いている。広く使われている基盤的なソフトウェアにもひどい部分は多い。たとえば C++ には理不尽な仕様がいくつもある。Web 標準にもなんだこりゃ、というのがよくある。 ひどさの中にはハンロンの剃刀もあれば、それなりの理由があることも多い。Windows API がひどい歴史的背景についてはが一冊書かれているくらい。 一方で理由がどうあれひどいものを使う痛みはかわらない。ところが「ひどいなあ」と口にした途端、そのひどさの由来や理由を嬉しそうに話しだす人がいる。 それがたまらなく嫌だ。 ひどさを前にうんざりしてる人を見てなにが嬉しいのか。落とし穴に嵌ったところを笑われた気分。当人も同じ穴の中

    ひどさの理由は聞き流す
    bunnyhop
    bunnyhop 2015/10/21
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