ロシア機2機が伊豆沖偵察飛行 空自機スクランブル 7月17日午前、ロシアのツポレフ95型爆撃機=写真=2機が、北海道東部の北方領土から三陸沖の太平洋に抜けて南下、房総半島沖を経て伊豆諸島、八丈島方面を周回し北上するルートを飛行した。空自では領空侵犯を未然に防ぐため、2(千歳)、3(三沢)、7空団(百里)からそれぞれF15、F2戦闘機などを緊急発進させて対応した。統幕は同日夕、空自のスクランブル機が撮影したロシア機の写真と航跡=図=を公開した。 統幕によると、ロシア機は日本の領空の間隙を縫うように飛んだ。領空侵犯には至らなかったが、太平洋を房総沖まで南下するいわゆる「東京急行」と呼ばれる偵察ルートで、これまでは千葉・銚子沖で反転、北上してロシアに戻るパターンが多かった。しかし、近年では伊豆諸島、八丈島付近まで南下するコースが定着しつつあるという。
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