橋下弁護士のブログを見ていると、むしろ弁護士をやめるきっかけを探しているのではないかという気がしなくもありません。というのも、ああいう品位を欠く言い回しをして他の弁護士を攻撃すれば、内容以前に、表現のレベルで、懲戒処分を下される蓋然性が高いことは、さすがに彼自身理解してるだろうからです。 弁護士の単位時間あたりの報酬なんて、テレビ局でレギュラー番組を持つ芸能人のそれと比べるとそもそも格段に低いし、事務所の大きさ、実績、キャリア等から判断すると、橋下弁護士が弁護士として特に高い時間単価を要求できる立場にあったようには見えないし、それでいてタレント活動をしている間弁護士としての仕事はできないにもかかわらず事務所維持費は情け容赦なく襲いかかってくるのだから、彼にとって、少なくとも短期的には、弁護士登録を続ける経済的なメリットはあまり大きくないということができそうです。 とはいえ、「事務所維持費が