「30代で退職し、後は好きな事だけで生活する」という考えが、一部ミレニアル世代の間で絶大な支持を受けている。 「FIRE(Financial Independence, Retire Early=経済的に独立、早期に退職)」と呼ばれるこの動きは、かつて金融やテック業界で高給を稼ぐ人たちにかぎられたものだったが、昨今は教師、看護師、ファストフード店の従業員などにも広がっている。 教師だったジョーとアリーは30代前半でリタイアし、現在は幼い娘を連れて世界旅行を楽しんでいる(写真:ブログ「Adventuring Along 」より) 収入の8割を貯蓄に 学校の教員として働いていたジョーとアリーは、30代前半で貯蓄が100万ドル(約1億1,000万円)に達し、早期退職した。彼らは現在、幼い娘を連れ、世界旅行を楽しんでいる。 さほど給与が高くないにも関わらず、短期に多額の貯蓄ができた理由は、倹約生活
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