ポール・チューダー・ジョーンズ氏が、富裕層への課税強化の必要性を説く半面、メディアの表面的な取り上げ方にチクりとやっている。 キャスター:「富裕層にはるかに高い実効税率を課すよう税制改正すべきか?」 チューダー・ジョーンズ:「Yesだ。」 キャスター:「Yesなの?」 日頃からメセナに積極的なチューダー・ジョーンズ氏だから違和感のない答だが、キャスターにとっては意外だったようだ。 格差問題が深刻な米国では、富裕層への課税を強化すべきとの世論が高まっている。 米ProPublicaは8日、世界の大富豪4人の財務・納税データを暴露した。 明らかにプライバシーの侵害だと思えるが、ここではいったん忘れよう。 1行目に挙げられたウォーレン・バフェット氏のデータを見てみる。 資産増加額: 243億ドル 総申告所得: 125百万ドル 総納税額: 23.7百万ドル 真の税率: 0.10% 言いたいことは理