渡り鳥などの一部の鳥類は地球の磁場(地磁気)を知覚することで正確な方角に飛ぶ能力を有すると知られています。そんな地磁気を知覚する能力について、「人間の男性はブルーライトによって地磁気を検知している」という研究結果が2019年に発表されています。 Blue light-dependent human magnetoreception in geomagnetic food orientation https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0211826 地磁気は地球の表面ではかなり弱く、せいぜい冷蔵庫に貼り付くマグネットの100分の1程度の磁力しかありません。しかし、これまでの研究では渡り鳥やウミガメは地磁気を検知して方角や場所を判断するという研究が発表されてきました。 アカウミガメは自分が生まれた浜辺