portproxyは、接続待ちポート番号の変更や、他の機器への接続の中継を行うことが出来ます。また、IPv6とIPv4の変換も同時に行うことが出来ます。 この機能を使えば、IPv6を利用して外出先から簡単にアクセスする環境を構築でき、また、IPv4でしか利用できない機器にも対応することが出来ます。 まだまだIPv6対応の製品やアプリケーションが少ない状態ですが、IPv6の魅力である、エンドツーエンドの接続を簡単に行える特徴を生かすためにも、portproxyは大変有効な機能です。 さて、このコマンドの使い方をロケーションフリーを例にとって具体的に説明していきます。 自宅側の設定(IPv6→IPv4) まずは自宅のWindwosXPパソコンの設定を説明します。 自宅内のロケーションフリーベースステーションのアドレスは、仮に192.168.1.100としましょう。コマンドは下記の通りになります