11月20日、イー・モバイルのデータ通信サービスが、上り速度を高速化するHSUPA規格を導入した。HSUPA対応端末を入手し、その使用感をレポートする。 ■ 上りの通信が最大1.4Mbpsへ3倍以上の高速化 下り3.6Mbpsの定額制サービスで携帯電話事業に参入し、その後約半年で下り7.2Mbpsの高速化に対応したイー・モバイル。下り7.2MbpsはNTTドコモに加えてソフトバンクモバイルでも対応が始まっているが、今度はイー・モバイルが上り速度の高速化を一足早く実現した。 一方、上り速度についてはこれまで上限が理論値で384kbpsに留まっていた。下り速度が高速のため、インターネットの閲覧やメール受信といった一般的な利用方法であれば十分に快適だったが、上り速度の高速化により、ファイルのアップロードや添付メールの送信といった通信もより快適な環境が見込める。 上り速度が高速化した一方で、月額料