過体重の人々。メキシコ市で(2013年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/RONALDO SCHEMIDT 【7月14日 AFP】過体重および肥満の寿命への影響について調べた大規模な研究で、重度の肥満では寿命が約10年短くなる恐れがあることが分かった。研究論文が13日、発表された。 この研究では、過体重の程度が高まるにつれ70歳になる前に死亡するリスクが「着実かつ急激に」増加することが示された。 論文の主執筆者で英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のエマヌエル・ディ・アンジェラントニオ(Emanuele Di Angelantonio)博士は、AFPの取材に「過体重や肥満は、早死にするリスクと関連があることが明らかになった」と述べ、冠状動脈性心臓病や脳卒中、呼吸器系疾患、がんの「すべてのリスクが高まる」と続けた。 研究論文は、英医学誌ランセット(The