新型コロナウイルスのオミクロン株により流行の「第6波」は過去に経験のない規模の感染者数となっています。 増加ペースは緩やかになってきていて、感染のピークが近いのではとの見方もある中、医療体制への負荷は深刻な状況となりつつあります。 経験のない規模の感染拡大 感染の広がるスピードが速いオミクロン株の影響が年末年始の時期と重なったこともあって、国内ではことしに入ってからこれまでに経験のない規模の感染拡大が起きています。 NHKのまとめで1週間の新規感染者数を前の週と比べると、先月上旬には、 ▽沖縄県で前の週に比べて25.83倍(1/9)、 ▽東京都で10.27倍(1/10)、 ▽愛知県で13.21倍(1/10)、 ▽大阪府で8.92倍(1/9)と 全国各地で1週間で10倍近く増えるペースとなっていて、 ▽全国でも10.03倍(1/9)でした。 このあと増加のペースは次第に遅くなり、厚生労働省の