REDWING COLUMN NO.54 レッドウィング ストームウェルト ストームウェルトとはストーム=嵐の意味から取られた名前で 本体とウェルトの結合部分からの雨や埃の侵入を防ぐ為に作られている。 かつてはアウトドア向けモデルや厳しい環境に適したウェルトとされていたが 現在ではビジネスシューズなどにも多く採用されていて機能性と言うよりも そのデザインを中心に考えて使われることが多くなっている。 レッドウィングの多くのモデルはグッドイヤーウェルト(ウェルテッド)製法と 呼ばれる作り方を採用し、これは1800年代後半から続く革靴の伝統的な製法で アウトソールの張替えが容易な為、長く履ける作りとなっている。 この製法で使われているウェルトとは、本体の周りをぐるりと縫い付けられ ブーツ本体とアウトソールを繋ぐパーツになっている。 ウェルトの上のステッチは微妙に色が違う層のミッドソールに縫い付け
