代表合宿から一時離れ、横浜FCへと戻る直前のカズ。監督や選手たちとのコミュニケーションは非常に良好のようだった。 キング・カズが未知なる領域へ踏み出した。フットサル日本代表として、11月にタイで開催されるワールドカップでのメンバー入りを目指しているのだ。 代表チームのウェアに袖を通すのは、フィリップ・トゥルシエが日本代表を率いていた2000年12月以来、実に11年9カ月ぶりとなる。もはや閉ざされていたと言っていい三浦知良の代表でのキャリアが再起動したことで、周囲は歓迎ムード一色に染まっている。 チーム内でのコミュニケーションについては、すでに不安を一掃している。スペイン人のミゲル・ロドリゴ監督とは、通訳なしでもある程度の会話が成立する。若いチームメイトは、食事のテーブルで競い合うようにしてカズを囲んだ。 「昔の代表ではテーブルでひとりになることもあったんですけど、みんなが積極的に僕のところ
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