21日、自国での大学受験を諦めて海外の大学へ入学を希望する中国人学生が近年、増加の一途をたどっている。留学生の急増や低年齢化が進む中、ある専門家が「中国は世界最大の人材流出国のひとつ」と危機感をあらわにした。資料写真。 2009年7月21日、自国での大学受験を諦めて海外の大学へ入学を希望する中国人学生が近年、増加の一途をたどっている。留学生の急増や低年齢化が進む中、中国・グローバル化研究センターの王耀輝(ワン・ヤオフイ)氏は、著書「人材戦争」の中で「中国は世界最大の人材流出国のひとつ」と危機感をあらわにした。広州日報の報道。 【その他の写真】 中国社会科学院も07年、「中国は有望な人材の流失量において世界首位」と認めているが、それを裏づけるかのようなデータが、先ごろの人民日報海外版で報道されている。1978年から2002年の24年間に、海外へ留学した中国人学生の人数は58万人。うち、帰国し