私は刀剣乱舞が好きだ。その中でもとくに、薬研藤四郎というキャラクターが好きだ。そんな私の悲しみと愚痴を少し。 刀剣乱舞とは、大枠の設定はあるもののストーリー性というものはほとんどない(今は明かされていない)、いわゆるキャラクターゲームである。とはいえゲーム内でキャラクターが掘り下げられることはほとんどなく、プレイヤーは数枚のイラストと何十通りかの台詞だけを与えられ、それを元に各自自分の本丸だけの刀剣男士(キャラクター)の設定を自由に想像することが出来る。この想像を、最近の風潮では『解釈』というらしい。 かくいう私も勿論、自分の本丸におけるキャラクターたちを自由に解釈し、妄想したり二次創作したりして楽しんでいる。公式から与えられた設定から。少ないイラストの表情から、衣装から、仕草から。少ないセリフから、声優さんの言い回しから、キャラクターからくる手紙から、特定のキャラクターと発生するやり取り