応急修理のイージス艦写真公開=穴、鉄板でふさぐ-衝突事故1カ月・在日米海軍 ドライドックに入った米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」。衝突でできた船底近くの穴を4枚の鉄板でふさいだ部分が見える。船体上部の高性能レーダー付近も大きく損傷した=11日、横須賀基地(米海軍提供) 静岡県・伊豆半島沖で6月に起きた米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」とフィリピン船籍のコンテナ船の衝突事故で、在日米海軍は応急修理中の船体の写真を公開した。衝突で船底近くにできた穴は鉄板でふさがれていた。事故は17日で、1カ月となる。 事故は6月17日未明に発生。衝突でイージス艦は一部区画が浸水し、乗組員7人が死亡、艦長も負傷した。コンテナ船の海面下の船首にある、波の抵抗を減らす「バルバスバウ」と呼ばれる突起がイージス艦船底付近を直撃。大きな穴が開いたとみられる。 事故後、イージス艦は横須賀基地(神奈