ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (35)

  • 人の顔を認識できない「相貌失認」は意外に多い? 最大5%にも

    親しい人の顔を覚えられなかったり、目の前にいる人の顔を識別できなかったりする「相貌失認」の人は、これまで考えられていたよりも多い可能性が研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY BALLBURN_PHOTOGRAPHY, GETTY IMAGES) 伝説の霊長類学者ジェーン・グドール氏、俳優のブラッド・ピット氏、そして『と帽子をまちがえた男』の著者として知られる神経学者の故オリバー・サックス氏の共通点は何か? 答えは親しい人や有名人の顔を覚えられなかったり、見分けがつかなかったりする「相貌失認(そうぼうしつにん)」だ。 長年、相貌失認はまれな障害とされてきたが、2023年に学術誌「Cortex」に掲載された論文によれば、相貌失認の人はこれまで考えられていたよりも多い可能性があるという。この研究では、相貌失認の重さや症状は連続的で、その有無を単純に判定できず、使用する基準によって

    人の顔を認識できない「相貌失認」は意外に多い? 最大5%にも
    c_shiika
    c_shiika 2024/07/01
    この間これで新人の子を取り違えて戸惑わせてしまった。
  • 大麻使用者の2割が依存症に、精神症リスクは「コカイン以上」

    米ニューヨークで合法的な嗜好用大麻の販売が開始された日、大麻販売店の外にできた列に並んで喫煙する客。(PHOTOGRAPH BY JEENAH MOON, BLOOMBERG/GETTY IMAGES) 米国では近年、23の州とワシントンD.C.で娯楽用大麻が合法化されており、フロリダを含むいくつかの州では2024年11月に合法化を巡る投票が予定されている。こうした変化によって消費量は劇的に増加し、2022年の薬物使用と健康に関する全米調査(NSDUH)によれば、過去1年間に大麻を使用した米国人は約6200万人に上った。しかし、合法化されたからといって、大麻の日常的な使用にまったく危険がないわけではない(編注:日の外務省は「大麻(マリファナ)が合法の国であっても、日で罪に問われることがあります」と HP で注意を喚起している)。 大麻による健康上の問題は、単なる口の乾きや疲労感にとどま

    大麻使用者の2割が依存症に、精神症リスクは「コカイン以上」
    c_shiika
    c_shiika 2024/04/10
    一方猫の研究者はマタタビには害はないと言った
  • 古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠

    スキタイ人の墓から出土した2400年前の皮や毛皮の断片47個のうち、少なくとも2つが人間のものだったことがわかった。(PHOTOGRAPH COURTESY MARINA DARAGAN) 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、2400年以上前に、騎馬遊牧民のスキタイ人は人間の皮を使って矢筒を作ると書き残した。これまで疑問視されることが多かった記述だが、このたび、それが事実だったことが確認された。2023年12月13日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文には、「この調査結果によって、ヘロドトスのおそろしい主張が裏付けられたものと考える」とある。 ヘロドトスによると、スキタイ人は最初に殺した人間の血を飲んだり、頭皮を集めたりしていた。「死んだ敵の右手から、皮や爪などあらゆるものを集め、矢筒のカバーにする者も多い。人間の皮は厚く、光沢があるので、あらゆる動物の皮の中で一番明るく白いとも

    古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠
    c_shiika
    c_shiika 2024/02/14
    人間がとっても好キタイ
  • 全米オープンだけでも10万個、使用済テニスボールの意外な末路

    米国では、毎年およそ1億2500万個のテニスボールが捨てられており、埋め立てに使われて環境に負荷をかけている。しかし、もっとサステナブルな方法も存在する。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE) テニスの全米オープンが開催中だ。この大会では、合計約10万個の新しいテニスボールが使われることになる。そして残念なことに、大会の試合に使えなくなるボールが大量に出てしまう。(参考記事:「ウィンブルドンの美しい芝生は科学の結晶」) ラケットで叩かれると、ボールの特徴である弾力性はすぐに失われる。プロの試合でボールが何度も交換されるのは、そのためだ。 テニスボールの芯はゴム製で、それがフェルトで覆われている。そんなボールの生産や廃棄は、環境に負荷をかける。ゴムの生産は森林伐採につながり、外側の素材であるナイロンは一般的に石油から作られる。毎年3億個のテニスボールが作られているが、リサイ

    全米オープンだけでも10万個、使用済テニスボールの意外な末路
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    c_shiika 2023/09/11
    いっそ弾まないボールを公式のボールにすればよいのでは
  • 300万年前の「意外な」石器を発見、作者はヒト属でない可能性

    科学者たちはケニア南西部のニャヤンガ遺跡を発掘し、300点以上の石器を発見した(写真は発掘調査開始前の2014年に撮影したもの)。(PHOTOGRAPH BY T.W. PLUMMER, HOMA PENINSULA PALEOANTHROPOLOGY PROJECT) 考古学者たちがケニア南西部のニャヤンガ遺跡で特徴的な石器を発見した。石器は最も古くて300万年ほど前のものと考えられる。オルドワン技術(旧石器時代初期にアフリカ東部で発達した道具製作の伝統)を用いた石器としては世界最古のものだ。 さらに意外だったのは、これらの石器がパラントロプス属の化石と共に発見されたことだ。パラントロプス属は、現生人類を含むヒト属とは異なる系統の初期人類である。 この発見は、私たちヒト属以外の初期人類も石器を使っていたという説を裏付けると同時に、オルドワン技術の始まりが、これまで考えられていたよりも数十

    300万年前の「意外な」石器を発見、作者はヒト属でない可能性
    c_shiika
    c_shiika 2023/02/15
    オールドワンとかファインストーンとか、名前がいちいち虚構っぽい
  • 「巨大な農業機械で効率生産」のはずが、実は減っている収穫量

    米国カンザス州の農場で小麦を収穫するコンバイン。大型化した農業機械は農業の効率を飛躍的に高めた半面、土壌の深い層を押し固めて収穫量を減少させる恐れがある。(PHOTOGRAPH BY GEORGE STEINMETZ, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 土壌生物学と土壌構造の専門家であるトーマス・ケラー氏とダニ・オー氏と、トラクターやコンバインなどの農業機械について話を始めると、遅かれ早かれ、恐竜の話題になってしまう。いったい、なぜだろう。2人は、農業機械の大型化が進んだことでかつて地球を踏みしめた最大の動物である恐竜とほぼ同じ重さになっており、世界で最も貴重な資源の1つである肥沃な土壌を押しつぶそうとしていると、最近の論文で説明している。 米国ネバダ州リノにある砂漠研究所とスイスのチューリッヒにあるスイス連邦工科大学を行き来しているオー氏は、「農業機械は100年

    「巨大な農業機械で効率生産」のはずが、実は減っている収穫量
    c_shiika
    c_shiika 2022/07/27
    トラクターによる土壌圧縮は結構昔から問題視されてて、農家も当然気付いてる。深耕とか弾丸暗渠とか、まあいろいろ対策も考えられてはいたはず。
  • ゾウに乗って戦ったベトナムの伝説的ヒロイン、徴姉妹とは

    ベトナムで、通りや寺の名になっている「ハイバチュン」。実はある姉妹を指している。ベトナムの民族的英雄である徴姉妹(チュン姉妹)だ。 ベトナムは紀元前111年から939年まで中国の支配下にあった。そのさなかである西暦40年、徴側(チュン・チャク)と徴弍(チュン・ニ)の姉妹は、後漢に対する反乱を指揮して独立を勝ち取った。反乱はわずか3年で鎮圧されてしまったが、ベトナム人は昔から徴姉妹のために供物を捧げ、ゾウに乗って戦に向かう姉妹をカラフルな山車や物のゾウを使って再現し、勇敢な姉妹を讃えてきた。

    ゾウに乗って戦ったベトナムの伝説的ヒロイン、徴姉妹とは
    c_shiika
    c_shiika 2022/05/02
    ベトナムの有名な英雄だと、他には対元戦で活躍した陳興道とかよね
  • 日本でゴキブリの新種3種が見つかる、保護へ

    2020年11月と2021年6月、日産のゴキブリの新種が3種も立て続けに発表された。3種とも“ 美麗種”とされるルリゴキブリ属だ。雑誌ナショナル ジオグラフィック日版2021年11月号に掲載された記事を再構成したものです。

    日本でゴキブリの新種3種が見つかる、保護へ
    c_shiika
    c_shiika 2021/11/03
    あー、うん、きれいかもしれないなあ?
  • 中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も

    14万6000年以上前に、中国東北部の寒冷な地域に暮らした人類「竜人」。(ILLUSTRATION BY CHUANG ZHAO) 1930年代初頭、今の中国黒竜江省のハルビン近郊で、地元の人が川の泥から奇妙な頭骨を発見した。ほぼ完全な形をとどめたその頭骨は、眉骨が大きく突き出ており、その下に四角い眼窩があった。 何より尋常でなかったのは大きさだ。「巨大なんです」と、この頭骨の研究に携わった英ロンドン自然史博物館の古人類学者クリス・ストリンガー氏は語る。 見つけた男性は、使われなくなった井戸の中に頭骨を隠した。それから90年近くたった現在、この骨が新種の人類のものであるとの研究成果が、6月25日付けで学術誌「The Innovation」に掲載された。新たに付いた学名はHomo longi(ホモ・ロンギ)、「竜人」といった意味だ。 同誌にはこの頭骨について、さらに2つの論文が掲載された。一

    中国で発見された人類の頭骨、新種「竜人」と報告、懐疑の声も
    c_shiika
    c_shiika 2021/07/02
    "新たに付いた学名はHomo longi(ホモ・ロンギ)" 論議を呼びそう
  • アリの飼育に夢中になる人が世界で急増、科学にも貢献

    フォーミカリアムやアントファームと呼ばれる最新式のアリの家。これはトネリコの木を使ったもの。趣味のアリの飼い主たちは今、かつてないほど大きく、健康なコロニーを作れるようになっている。(PHOTOGRAPH BY MARTINHO GM) ケンドリック・ナカムラさんは、ペットを43匹飼っている。ウサギが2匹、ネコが1匹、それ以外はすべて、コロニー(生物の集団)を作ってくれることを期待して採集したばかりの女王アリだ。数カ月のうちに、飼育するアリの数はさらに数百匹増えるだろう。ナカムラさんはそれが待ちきれないという。 「アリの巣はまるで小さな社会です」と彼は言う。「眺めていれば、アリたちが触覚を伸ばして触れ合わせることで、互いに“会話”をしているのがわかります。巣の中で、『べ物があるよ!』『ほら、砂糖水を飲んだら』といったメッセージが交わされているのが見えるのです。おもしろくてたまりません」

    アリの飼育に夢中になる人が世界で急増、科学にも貢献
    c_shiika
    c_shiika 2021/06/04
    youtubeのおかげでこれまで繋がりのなかったところに繋がりができるようになった例かもしれない
  • 人間の足が続々漂着「セイリッシュ海の謎」、科学で解明

    カナダ西海岸のセイリッシュ海。バンクーバー島と北米大陸に挟まれた内海だ。(PHOTOGRAPHER JOHN ZADA, ALAMY STOCK PHOTO) 2007年8月20日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州ジェデディア島の浜辺で、男物のジョギングシューズが片方だけ落ちているのを、12歳の少女が見つけた。の中には下が、そしてその中には、人間の足が入っていた。 それから6日後、近くのガブリオラ島で海辺のハイキングを楽しんでいたカップルが、黒と白のスニーカーを発見した。その中にも、やはり腐敗した足が入っていた。ジェデディア島で発見されたと同じサイズだったが、2つが同一人物のものでないことは明らかだった。発見された足は、どちらも右足だったのだ。 通報を受けた警察は、あぜんとした。「ほぼ同時期に2人の人間の足が発見されるなんて、怪しすぎます。1個見つかるだけでも100万分の1の確率に

    人間の足が続々漂着「セイリッシュ海の謎」、科学で解明
    c_shiika
    c_shiika 2021/04/24
    シリアルキラー映画と思わせておいて途中からサメ映画にジャンル変更してくるのは斬新な展開だった
  • 標高6739mの山頂にネズミ 塗り替わった生息地の最高記録

    ユーヤイヤコ山の斜面で、研究者の手の上にのるキジリオオミミマウス(学名:Phyllotis xanthopygus)。どの哺乳類よりも標高の高いところにすんでいるネズミだ。(PHOTOGRAPH BY MARCIAL QUIROGA-CARMONA) 2019年夏、世界で最も高い場所にすむ哺乳類が発見されたとの報告があった。キジリオオミミマウスというこのネズミは、アルゼンチンとチリにまたがってそびえる活火山、ユーヤイヤコ山の高地を駆け回っていた。(参考記事:「【動画】世界一高い場所にすむ哺乳類 なんとネズミ」(19年までの最高生息地記録)) それほど標高の高い場所(6200メートル)で哺乳類が生活できるというのは信じがたいことだ。あたりには植物は生えておらず、べられそうなものも見当たらない。この山はアタカマ砂漠の端に位置しており、雨はめったに降らないうえ、気温はマイナス60℃に達すること

    標高6739mの山頂にネズミ 塗り替わった生息地の最高記録
    c_shiika
    c_shiika 2020/04/15
    アンデスチャッキーかな
  • 砂浜のプラごみ、実は砂の中の方が多かった、研究

    オーストラリアのディレクション島の北岸を埋め尽くすプラスチックごみ。(PHOTOGRAPH BY SILKE STUCKENBROCK, COURTSEY OF SPRINGER NATURE) この10年で海岸の清掃活動(ビーチクリーンアップ)は世界各地で行われるようになった。ボランティアたちはたえず、拾っても拾っても漂着するプラスチックごみを掃除するという途方もない活動に取り組んでいる。しかし、オーストラリアの島から遠く離れた島々で行われたプラスチックごみの研究によると、不意ながら、海岸の清掃活動ではすべてのプラスチックごみを取り除けない可能性が指摘された。プラスチックごみの大半は砂の中にあり、表面からは見えないからだ。(参考記事:「太平洋ゴミベルト、46%が漁網、規模は最大16倍に」) 研究結果は、5月16日付けの学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表された。絶海の孤島で

    砂浜のプラごみ、実は砂の中の方が多かった、研究
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    c_shiika 2019/05/23
    浜の真砂は尽きるとも、世にプラスチックの種は尽きまじ
  • トキソプラズマが人の脳を操る仕組み

    トキソプラズマ症を引き起こす寄生虫トキソプラズマ(緑色)をとらえた透過型電子顕微鏡(TEM)の着色写真。 Image from Moredun Scientific Ltd./Science Source/Photo Researchers チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(Jaroslav Flegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。 トキソプラズマは通常はネコに寄生する。巧みな戦略をとることで知られ、ネコからネコへ感染するのにネズミを媒介とし、寄生したネズミの行動を変化させてネコにべられやすくすることで新たな宿主に乗り移る。 ネコにべられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなると

    トキソプラズマが人の脳を操る仕組み
    c_shiika
    c_shiika 2018/07/26
    本文がはたらく細胞で再生された
  • 人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功

    発生の初期にヒト細胞を注入され、4週が過ぎたブタの胎児。2017年初頭に大きな話題を呼んだ研究は現在、ヒツジを使った実験を行う段階まで進んでいる。(PHOTOGRAPH COURTESY JUAN CARLOS IZPISUA BELMONTE) 2017年の「人間とブタのハイブリッド胎児」に続き、2例目となるヒトと動物のハイブリッド胚の作製に成功したと、米国の科学者チームが発表した。今回作製されたのは、ヒト細胞を0.01%もつヒツジの胎児だ。 4週が経過する時点まで育てられたこのヒツジの胚は、人間への移植を目的とした臓器作製に向け、一歩前進といえる成果である。 米国では臓器移植待ちリストに連なる人が10分に1人の割合で増加しており、毎日そのうち22人が亡くなっている。米国内だけでも、心臓移植を必要とする人は10万人以上にのぼるが、実際に移植を受けられるのは1年にわずか2000人だ。 こう

    人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功
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    c_shiika 2018/02/21
    「彼の遺伝子には羊の遺伝子が混じっているので人権は適用されない」的な……そういえばブレーメン2最後まで読んでなかったな
  • 巨大ネズミが落ちてきた! しかも新種

    バングヌ・ジャイアント・ラットは、体重900グラム、体長45センチほどになる。(PHOTOGRAPH COURTESY OF TYRONE LAVERY, THE FIELD MUSUEM) ソロモン諸島の人々は、20年以上にわたって、木の上に巨大ネズミが暮らしていると話しつづけていた。だが、そのような動物が実際にいるかどうかは、これまでは誰も証明できていなかった。 ところが2015年11月、バングヌ島で9メートルほどの木を伐採したとき、1匹のネズミが落ちてくるという”事件”があった。残念なことに、この巨大なネズミは落下によって死んでしまったが、その最後の瞬間を目撃したのが、近くの保護区のレンジャーであるヒクナ・ジャッジ氏だった。(参考記事:「【動画】くすぐられて笑うネズミの脳の観察に成功」) 珍しいものを見つけたと思ったジャッジ氏は、ネズミの死体を保存してオーストラリアのクイーンズランド

    巨大ネズミが落ちてきた! しかも新種
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    c_shiika 2017/10/04
    熱帯雨林の林冠の生態系は人が直接行って調査できないので、殺虫剤をまいて落ちてきた虫を調べる、という話を思い出した
  • 有名なバイキング戦士、実は女性だった

    兜、鎖かたびらを身に着け、恐るべきバイキングの姿を再現する人々。(PHOTOGRAPH BY DAVID GUTTENFELDER, NATIONAL GEOGRAPHIC) 今から1000年以上前、現在のスウェーデン南東部にあたるビルカという都市で、裕福なバイキングの戦士が葬られた。立派な墓には、剣と矢じりが添えられ、2頭の馬も一緒に埋葬されていた。バイキングの男にとって理想的な墓である……たいていの考古学者はそう考えていた。 ところが、研究者が遺骨のDNAを解析したところ、予想外の事実が確認された。墓の主は、女性だったのだ。 研究結果は、2017年9月8日付け学術誌「American Journal of Physical Anthropology」に掲載された。ヨーロッパ全土で何百年にもわたって交易と奇襲を行ってきた中世の船乗り、バイキングのありようについて、考古学者の間に驚きが広が

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    c_shiika 2017/09/17
    ワルキューレが「戦死者を選ぶ」ってのは物理的な意味だった可能性が?
  • 銀色の新種ヘビ発見、絶滅の恐れも、バハマ無人島

    コンセプション・バンク・シルバーボア(学名:Chilabothrus argentum)は、銀色の体と、銀葉のヤシの樹上で発見されたことから命名された。(PHOTOGRAPH BY R. GRAHAM REYNOLDS, UNIVERSITY OF NORTH CAROLINA, ASHEVILLE) バハマ諸島南部の無人島を調査していた科学者が、金属のような光沢のあるヘビが木を登っていくのを見つけた。調査チームのメンバーである生物学者のR・グレアム・レイノルズ氏は、「全員で見ていましたが、ふつうのヘビと違っていることがすぐに分かりました」と言う。 チームの一員で、カリブ海地域に生息するボア科のヘビの専門家アルベルト・プエンテ・ロロン氏も、これまで知られているどのボアとも違っていると思ったと言う。(参考記事:「【動画】猛毒ヘビのもつれあう奇妙な格闘を撮影」) そこで、研究チームは同じような

    銀色の新種ヘビ発見、絶滅の恐れも、バハマ無人島
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    c_shiika 2017/07/30
    "「朝の3時半頃、顔の上を何かが這っていくのを感じ、目が覚めました」" 夜這いをかけようとしたが相手が男だったので諦めた可能性(古事記史観)
  • 嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植

    ナショナル ジオグラフィックの書籍『世界をまどわせた地図』で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう? それらが地図に描かれていたからだ。 神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための完全な「でっち上げ」すらある。その代表例として、ここでは「ポヤイス国」の物語を紹介する。史上最悪の詐欺師グレガー・マグレガーによる嘘の国だ。 世界一の大ぼらふき、グレガー・マグレガー 1822年頃のヨーロッパは不景気の中にあり、コロンビアやチリ、ペルーなどの南米の国々はチャンスを期待する投資家たちの人気を得つつあった。それらの国の国債は利回りがよく、見逃せないもうけ話だったのだ。そんな時代に、モスキート・コースト国のジョ

    嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植
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    c_shiika 2017/07/24
    赤毛のエイリーク「世の中にはとんでもない大嘘つきもいたもんだなあ」
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか

    イエローのラブラドール・レトリバー。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。 午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。 45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。 その後、警察官がさらに驚くべきものを発見した。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。 理由はすぐにわか

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    c_shiika 2017/06/28
    傲濫「いやだってそういう契約だったし」