前回で紹介した通り、ユニアデックスでは、「サーバーが仮想化の落とし穴」という点について、親しみやすい語り口のビデオで紹介するという、ユニークな活動を行っている。今回も、ビデオに出演している同社のバーチャリゼーションエバンジェリスト、高橋優亮氏(タカハシ氏)に、“仮想化の落とし穴”を聞いていく。 サーバーの仮想化に関しては、まずCPUの処理能力に意識が向くことが多い。が、マルチコア化が進展し、事実上“余っている”演算能力に比べ、ネットワークにはそれほどの余裕がないため、「仮想化してサーバー統合」という話になると、問題が浮上してくることがある。今回は、ユニアデックスと、同社の仮想化エバンジェリストであるタカハシ氏がこれまでの豊富な仮想化システム実装経験から学んだ多数の落とし穴の中から、ネットワークに関するものをいくつか紹介していこう。 ■「不足する帯域」を解決するには? 仮想化は、事実上「過剰