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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (7)

  • 反原発運動の自爆 : 池田信夫 blog

    2012年08月13日20:08 カテゴリエネルギー 反原発運動の自爆 あまりにもあほらしいので無視していたが、エートスプロジェクトに対する反原発派の攻撃が常軌を逸しているので、ちょっとコメント。 エートスというのは、チェルノブイリ事故のあとベラルーシで始まったプロジェクトで、EU各国の専門家が汚染地内での生活と環境を回復させるために正しい放射線の知識を広めようというボランティア活動だ。今回はICRPのロシャール委員などが福島に入って車座集会を開き、住民の不安に答えた。 ところが、これに対して上杉隆氏が「チェルノブイリのときもエートスで騙された」などと難癖をつけたことをきっかけにして、「エートスは国際原子力マフィアで人体実験をしている」などというデマがネット上で飛び交っている。その内容がナンセンスであることは一目瞭然だが、問題はこういう感情論が暴走することだ。 私は日の反原発運動の立ち上

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    caesium
    caesium 2012/08/14
    「科学批判が科学を放棄したら、カルトにしかならない」
  • 前原外相のお粗末な危機管理 : 池田信夫 blog

    2011年03月07日01:08 カテゴリ法/政治 前原外相のお粗末な危機管理 前原外相が辞意を表明した。閣僚の辞任なんか珍しくもなくなった民主党政権だが、今回の経緯には疑問が多い。 根的な問題は、そもそも今回の政治献金は犯罪なのかということだ。政治資金規正法第22条5項では外国人からの政治献金を禁じているが、これは故意の受領でなければ罰せられない(総務省も国会でそう答弁している)。個人献金は非常に多く、今回のように在日韓国人が日名で献金した場合は、受け付ける事務員が外国人からの献金であることを知るのはほぼ不可能である。 前原氏は国会で「献金者は在日韓国人であり、古くからの支援者だが、献金を受けている認識はなかった」と答弁している。これが事実だとすれば、献金を受けたことは違法だが、罰則の要件となる故意がないので、「事務的ミスだ」と答弁して献金を返還すればすむことだ。 ところが前原氏は「

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    caesium
    caesium 2011/03/07
  • 就活はハイリスク・ノーリターン : 池田信夫 blog

    2011年02月17日08:32 カテゴリ経済 就活はハイリスク・ノーリターン きのうのアゴラ就職セミナーの村上憲郎さんの話が話題になっているので、簡単に要点だけ紹介しておこう。 村上さんの話のポイントは、グローバルなビジネスの中では、もうほとんどの日企業が終わっており、今からそこに入るのは「ハイリスク・ノーリターン」だということだ。グーグルから見るとどんな企業もだめに見えるのはしょうがないが、救いがたいのは当の日企業に危機意識がなく、新卒一括採用などの古いシステムを漫然と続けていることだ。今こんな会社に入ると、人生を棒に振るリスクが高い。 だから彼が推奨するのは、就活なんかすぐやめて、海外留学することだ。日の大学を卒業しても、世界の企業ではまったく評価されない。それに英語ができないと、今後の世界では「二級市民」になってしまう。中国韓国も、トップエリートはみんなアメリカ留学している

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  • 旧メディアは死なない : 池田信夫 blog

    2010年12月01日23:18 カテゴリメディア 旧メディアは死なない きのうのBLOGOSシンポジウムで田原総一朗さんもいっていたが、日のメディアをめぐる状況で驚くべきなのは旧メディアが没落することではなく、それが意外に没落しないことだ。 私がNHKに入った1970年代にも「ニュースはテレビで見る時代だ。新聞は終わる」といわれていたが、そうはならなかった。80年代に衛星やケーブルが出てきたときは「地上波は終わりだ」といわれたが、そうならなかった。90年代にインターネットが出てきたときも「テレビは終わりだ」といわれたが、いまだに日人のテレビ視聴時間は1日3時間30分で、10年以上ほとんど変わらない。 これは新聞の場合には、宅配と再販制度によって固定客をつかまえていることが大きい。ウェブ版にも全文は出さず、1ヶ月ぐらいで記事を削除するなど、各社が談合して紙の新聞に劣る媒体にしている。テ

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  • NHKの逃した最後の(?)チャンス : 池田信夫 blog

    2011年01月12日21:11 カテゴリメディア NHKの逃した最後の(?)チャンス 会長問題のドタバタに関連して週刊誌に電話でコメントを求められたが、私はもう電話コメントには応じないことにしたので、悪しからず。JBpressにも書いたように、こういう田舎芝居は毎度のことで、むしろ何もなかったことが珍しい。 NHKの会長といえば世間的には格好がいいが、権限はほとんどない。NHKの経営方針は、実質的には経営企画局や技術局などで立案されて理事会で決まる「官僚主導」である。これを是正するのは、霞ヶ関以上にむずかしい。それは放送の仕事が特殊で、役所のように常識で判断しにくいからだ。たとえば来年の大河ドラマで何をやるかという問題を、ビール会社出身の会長が判断することはできない。技術的な問題は、もっとわからない。 これはNHK官僚がバカや悪党だということではない。むしろ今の副会長・理事のうち、私の知

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  • 日本人はなぜリスクをゼロにしようとするのか : 池田信夫 blog

    2010年08月20日16:56 カテゴリ科学/文化人はなぜリスクをゼロにしようとするのか 佐々木俊尚氏がツイッターでこういう疑問を出している:よく言われることだけど、日は「リスクはゼロにすべき」と思ってる人がやたらと多く、リスクマネジメント(リスクを減らすコストとリスクが生むコストを天秤にかける)の意識が欠如している。なぜそういう思考にいかないのか。日人の民族性となんか関係があるんだろうか。これは私もブログ記事で書いたことがある。行動経済学の実験によれば、必ずしも日人がリスク回避的とはいえないようだが、資産構成をみるかぎり先進国では群を抜いてリスク回避的だ。その理由は(前の記事でも書いたが)組織内のコーディネーション様式と関連していると思う。次のような状況を考えよう:2機の戦闘機が同時に敵艦を攻撃する。2機で攻撃すると撃沈できるが、1機だけだと撃墜されてしまうとする。ここで一

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  • テレビ局が次世代携帯を殺す : 池田信夫 blog

    2010年03月04日13:35 カテゴリIT テレビ局が次世代携帯を殺す テクニカルな話で恐縮だが、マスメディアではまったく取り上げられない問題なので、繰り返し指摘しておきたい。ASCII.jpでも書いたが、アナログ放送終了後に移動体通信に割り当てられる予定の700MHz帯について論争が起こっている。ここでおかしな割り当てを行なうと、日IT産業は致命的な打撃を受けるおそれが強い。 総務省の案では700/900MHz帯をペアで割り当てる方針だが、これは図のように国際的な割り当てとまったく違うため、欧州やアジアで使える通信チップが使えない。この原因は、710~730MHzをITSに渡し、770~806MHzをテレビ局のFPUが占拠しているため、移動体通信に使える周波数が730~770MHzの40MHzしかないことだ。770~800MHz帯はAWFのView1~4でもアップリンクに使われて

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