2012年08月13日20:08 カテゴリエネルギー 反原発運動の自爆 あまりにもあほらしいので無視していたが、エートスプロジェクトに対する反原発派の攻撃が常軌を逸しているので、ちょっとコメント。 エートスというのは、チェルノブイリ事故のあとベラルーシで始まったプロジェクトで、EU各国の専門家が汚染地内での生活と環境を回復させるために正しい放射線の知識を広めようというボランティア活動だ。今回はICRPのロシャール委員などが福島に入って車座集会を開き、住民の不安に答えた。 ところが、これに対して上杉隆氏が「チェルノブイリのときもエートスで騙された」などと難癖をつけたことをきっかけにして、「エートスは国際原子力マフィアで人体実験をしている」などというデマがネット上で飛び交っている。その内容がナンセンスであることは一目瞭然だが、問題はこういう感情論が暴走することだ。 私は日本の反原発運動の立ち上
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