OpenStackに対する不満の一つに挙げられる大量のログ。これを解決するためにNECネッツエスアイがオープンソースソフトウェアを開発。担当者に話を聞いた。 企業がプライベートクラウドを構築する際にOpenStackを選択することは、現時点ではかなり有力な選択肢だ。OpenStackはオープンソースソフトウェアであり、非常に多くのコンポーネントによって構成される「クラウドコンピューティングのオペレーティングシステム」とも言える複雑なソフトウェア群である。実際に運用を行っている企業に話を聞くと、その効果を評価する反面、まだ成熟していない部分も多々あるという。その中でも特に多い不満の一つが、ログの処理である。 ログは、それぞれのコンポーネントがエラーやウォーニングを管理者に知らせるという意味では当然必要なものだが、それがあまりに大量に発生してしまうと、「エラーを検知する」という本来の目的を達成
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