新型コロナウイルスの感染拡大を受け、道内の大手観光ホテルを中心に施設の休館や、ビュッフェ形式の食事提供を休止する動きが広がっている。道が2月28日に緊急事態宣言を出して以降、各ホテルの客足はさらに減っており、感染拡大防止に加え、経費削減のためにも一部施設の休館などを余儀なくされた形だ。 「宿泊者数は例年の6~7割減。どこまで減ってしまうのか」。道内大手、鶴雅グループ(釧路)の阿寒湖温泉のホテル担当者は消え入りそうな声で話す。同グループでは釧路市の「花ゆう香」「トゥラノ」の2館(計105室)を3月29日から4月24日まで休館することにした。宿泊客が大幅に減る中、休館して清掃など施設のメンテナンスにあてた方が経営的にも得策と判断したためだ。 野口観光(登別)は、層雲峡温泉の朝陽リゾートホテル(200室)を3~6日に休館する。宿泊者減で収入が減る中、「効率的な運営を目指す」(同社)考えで、7日以
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