8日午前1時35分ごろ、北九州市八幡西区藤原2の店舗兼住宅に住む女性から「拳銃の発砲音が聞こえた。兄が負傷している」と110番があった。福岡県警折尾署員が駆けつけたところ銃弾数発が撃ち込まれ、この家に住む男性(33)の首に銃弾が当たり全治2週間のけがをしたが、生命に別条はないという。同署が発砲事件として捜査している。 調べでは、平屋の店舗兼住宅のうち男性の部屋の窓ガラスに数発の弾痕があった。男性が椅子に座ってパソコンを操作中、発砲音がしたため驚いて立ち上がったところ首に弾が当たったという。室内からは他に2発の銃弾が見つかった。 店舗部分では同居の父親(64)が肉料理店を経営しているが閉店後で客はおらず、自宅部分に6人家族のうち5人がいたが男性の他にけが人はなかった。 近くのマンションに住む女子大学生(21)は「4、5回大きな音がした。爆竹の音かと思ったが、すぐにパトカーがたくさん集まり事件