山尾氏、疑惑否定も質問受けず=民進動揺「火にガソリン」 離党届を提出後、報道陣への説明に臨む民進党の山尾志桜里元政調会長(中央)=7日夜、国会内 7日夜、民進党の山尾志桜里元政調会長が国会内で急きょ開いた記者会見。週刊誌が報じた男性弁護士との「不倫」疑惑について、山尾氏は「男女の関係はありません」と否定したが、明確な根拠を示すことはなかった。報道陣からの質問も一切受け付けず、足早に会場を後にした。 黒のジャケット姿で会見場に現れた山尾氏は、疲れた表情を浮かべ、涙ぐみながら震える声で手元の紙を読み上げた。 関係を指摘された男性弁護士について「ブレーンとして政策の立案作業や質問、スピーチ、原稿などの作成作業をお手伝い頂いた」と釈明。報道内容に関しては「ホテルには私1人で宿泊した」と全面否定した。 「山尾幹事長」撤回に続く党の混乱に党内は動揺。ベテラン議員は「火に水ではなく、ガソリンをまいている