5月24日、米国では昔からメモリアルデーが夏の始まりとされてきた。今年早速到来した首都ワシントンの暑さは、連邦債務上限を巡ってかつて夏場に展開されてきた政治対立を再び呼び起こすことになるかもしれない。連邦債務の法定上限適用が8月1日に復活するからだ。19日、ワシントンで撮影(2021年 ロイター/Joshua Roberts) [ワシントン 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米国では昔からメモリアルデーが夏の始まりとされてきた。今年早速到来した首都ワシントンの暑さは、連邦債務上限を巡ってかつて夏場に展開されてきた政治対立を再び呼び起こすことになるかもしれない。連邦債務の法定上限適用が8月1日に復活するからだ。折しもそのちょうど10年前、この問題の影響でS&Pが米国の格付けを引き下げた。 米政府が相次いで新型コロナウイルス経済対策を打ち出したため、足元の法定上限対象債務は2
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