インド・ムンバイの投票所に並ぶ有権者(2024年5月20日撮影)。(c)Indranil Mukherjee / AFP 【5月21日 AFP】総選挙の投票が6週間にわたって行われているインドで20日、選挙権がまだない17歳の少年がナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相率いる与党・インド人民党(BJP)の候補に8回投票している動画が拡散され、警察が少年の身柄を拘束した。野党は不正投票が行われているとして批判の声を上げている。 動画によると、北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で投票した少年は、電子投票マシンでインド人民党の候補1人のボタンを押した後、携帯電話のカメラに向かって、「これで2回目」と笑顔で語っている。 さらに「見て! これで3回目」「もう5回投票した」など、ボタンを押すたびに指を折って数え、8回目の投票で終えている。 インドの選挙権年齢は18歳。
![選挙権のない17歳、モディ首相の与党に8回投票 インド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6733fdeb97e1a0a2a663c3a5f22fc48aa531c83e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fc%2F1000x%2Fimg_1cd9cc31ff5bfc770a98ec5c89c537c8192944.jpg)