知り合いの経営者に、 「将来、◯◯をやってみたいと思ってます」と言うと、すぐに、「で、今は一体何やってるの?」と切り返す人物がいる。 まあ、嫌なやつである。 だが、彼の言うことは本質を突いている。 彼が言うには、「やってみたい」と、「やってみた」の間にはとてつもなく深く広い溝があるのだそうだ。 「その2つは、全く違う次元の話だ」 と、彼は言う。 「本気か、本気じゃないか、と、そういった陳腐な精神論ではない差がある。」 ■ 「将来、独立したいんです」と、その若手ビジネスマンは彼に言った。 彼は「で、今は一体何やってるの?」と聞く。 その若手は、「今は、独立するための勉強をしています」と言った。 彼は、「勉強するなら、今すぐサラリーマンやめて、独立するのが一番勉強になるよ。」と、冷たく言う。 若手は「嫌なやつだ」というような顔をして、「いや、独立するんじゃなくて、独立して成功しなきゃ意味が無い