昨季三冠の原動力となったMSN(左からスアレス、メッシ、ネイマール)。圧倒的な破壊力で得点を量産した 【写真:ロイター/アフロ】 昨季に6年ぶり史上2度目の三冠を獲得したバルセロナの象徴と言えば、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールが形成する3トップだろう。 昨季を通してこの3人が積み重ねたゴール数は、スペイン史上最多記録を更新する122発に上る。その圧倒的な破壊力により、“MSN”の略称で親しまれる彼らは早くもフットボール史上最強のトリデンテと評されるまでに至った。 中でも約4カ月の出場停止によりデビューが大幅に遅れたにもかかわらず、メッシ、ネイマールの双方とお互いを生かし合う連動性を確立したスアレスの存在は、昨季の成功をもたらした重要な鍵の1つだと言える。 サミュエル・エトー、ティエリ・アンリ、ズラタン・イブラヒモビッチ、ボージャン・クルキッチ、ダビド・ビジャ、アレクシス・サ