CEOの突然の解任と復帰、理事会の再編劇 背後に「思想」対立? まずOpenAI内紛劇を簡単に「おさらい」しておこう。 OpenAIの理事会は11月17日にサム・アルトマンCEO(最高経営責任者)を解任。ところがわずか5日後、11月22日にアルトマンはCEOとして復帰すると発表された。 ただしアルトマンは理事の地位は失い、また自分の行動について独立した調査を受けることに同意した。OpenAIの理事会は再編となり、旧理事6名のうち、アダム・ダンジェロ(Quora CEO)だけが残り、ブレット・テイラー(元Salesforce 共同CEO、元Twitter 取締役会会長)、ローレンス・サマーズ(ハーバード大学教授、元財務長官)の2名を加えた3人態勢での再出発となった。 OpenAIのサム・アルトマン前最高経営責任者(CEO)=2023年11月6日、サンフランシスコ、五十嵐大介撮影 アルトマン解
1975年生まれ。1998年にマツダに入社し、車両技術部塗装技術グループで、車両の塗装に関する量産準備などを長年にわたって担当する。2020年に商品本部商品開発企画部に異動し、ロータリーエンジンを搭載することになる「MX-30」の担当に。2021年からは「主査」として、「MX-30」に関する全般を統括している。 復活した「マツダの魂」 ――新車への搭載が終了していたロータリーエンジンが今年、11年ぶりに復活しました。その背景や狙いは何だったのでしょうか。 ロータリーエンジンはマツダの歴史そのものであり、貴重な資産でもあります。社内には「マツダの魂」とまで表現する人も少なくありません。 しかし、2012年に搭載する車種の生産が終了し、同時にロータリーエンジンの量産化も終了しました。 その後時代が進み、クルマは電動化の時代を迎えています。そんな中で、エンジンにはこれまでの「動力源」に加え、電気
HVの増加とEVの遅れ さまざまな技術的課題を抱えながらも、世界的に普及が進む電気自動車(EV)。その一方で、日本での状況は立ち遅れているといわざるを得ない。 2023年11月の日本国内での軽自動車を含む乗用車全体の販売台数は、34万4045台だ。この数字は新型コロナウイルスの影響を受ける以前の、 ・2018年11月:35万7307台 ・2019年11月:31万5735台 に匹敵する。 ただし、この数字に占めるEVの割合は小さく、34万4045台のうち、EVが占める割合はわずか 「3.2%」 である。このうち、 ・バッテリー式電気自動車(BEV)のシェア:1.9% ・プラグインハイブリッド車(PHV)のシェア:1.35% である。 一方、ハイブリッド車(HV)を含む電動車全体のシェアは、前年の48.6%から53.6%へと大きく伸びている。この伸びは、環境意識の高まりや燃費の良さから、多くの
SNSは10年以上にわたり、Facebook、Instagram、Twitter(ツイッター)など一握りのプラットフォーム上で人と人とをつないできた。しかし、こうしたプラットフォームの成長欲は底なしだ。その欲望を満たそうとした結果、人と人とがつながるための場所からエンターテインメントチャンネルへと変容してしまった。大手プラットフォームは、叫び声やスポンサー付きコンテンツがごちゃ混ぜになった代物になり果てており、居場所を失ったユーザーは他の雑多なプラットフォームに逃避しつつある。 多くの若者と同じく、私もグループチャットのような親密でプライベートなサークルに逃げ込んだ。友達や家族が集まるこうした小さなスペースでは、仕事につながるかもしれないからと自分の考えを過度に共有したりかき集めたりしようという強いプレッシャーを感じることはない。 こうした逃避先では、綿密にキュレートされたコンテンツや広告
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