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ブックマーク / gazfootball.com (38)

  • 「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル

    普通は、親善試合でもブラジルが相手ならメンバーは確実に現時点でのベストを選んで戦うものなんだけど、試合前に発表されたメンバーを見た時には思わず自分の目を疑ってしまったね。まさか完全に選手の先行テストに使ってしまうとは! 何しろ欧州組の出場は岡崎と酒井高徳、田中順也、川島のみで、中盤の3人はアンカーが田口で両脇に森岡と柴崎という、Jリーグのオールスターでもやらないような守備力無視の面子を並べてきて、当然のようにブラジルに中盤を蹂躙されてネイマールに4点をプレゼントする羽目になってしまった。 その選手選考についてアギーレ監督は、「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を見ることができた」と語っていたが、それにしてはあまりに選手にとっては過酷な試練で、特に森岡や田口といったクラブでもそのポジションでやった事がない選手

    「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル
  • 「何故香川はドイツで躍動できるのか、改めてその理由に気づいた」ドイツ・ブンデスリーガ第3節 ボルシア・ドルトムント-フライブルク

    「何故香川ドイツで躍動できるのか、改めてその理由に気づいた」ドイツ・ブンデスリーガ第3節 ボルシア・ドルトムント-フライブルク いやしかし、焦りと気負いで散々だったマンUとブラジルW杯での出来から、香川はとにかくプレイがメンタルに左右される選手だなと思っていたんだけど、ドルトムントに戻ったらこれほどまでにイキイキしたプレイを見せるとはさすがに想像できなかったね(笑)。 一応、試合前は復帰第一線だから気負いがあるんじゃないか、戦術やコンビネーションがフィットせずに空回りするんじゃないかと心配はしてみせたんだけど、それが杞憂などころかまさか1試合目にして香川がドルトムントの攻撃を完全に把握したまさに「キング」状態になっていたのだから、こちらとしては笑うしかない。 怪我人続出のドルトムントは、ラモスの1トップに2列目がグロスクロイツ、香川、ムヒタリアンと並ぶ4-2-3-1のフォーメーションで臨

    「何故香川はドイツで躍動できるのか、改めてその理由に気づいた」ドイツ・ブンデスリーガ第3節 ボルシア・ドルトムント-フライブルク
  • いかに日本のゾーンディフェンスはなんちゃってなのか

    サッカーの観戦をサボると、何故か助け舟のようにメールをいただく事が多くてネタとして非常に助かっております(笑)。今回はハムストさんから日のゾーンディフェンスについて。 ゾーンディフェンス。 代表総括中に、日はゾーンディフェンスは全くの手つかずとあります。 Jリーグの試合を見てても確かに、人数が揃っていてもサクッとやられる守備を見ることは珍しくありませんが、何故なんでしょうね。日はプロリーグが昨日今日始まったわけじゃなく、20年も経ちます。 リーグの指導者達は、おそらく、海外のクラブ等から、練習の仕方などを学んでいたと思ってました。反町監督もスペインのクラブでコーチをしてたと記憶してます。「レアルやバルサは特別な練習をしてるわけではない」と何かの雑誌で読んだこともあります。 だからJリーグの指導は、欧州を手にして、指導している。また日人指導者がそうでなくても、欧州やブラジルから多く

    いかに日本のゾーンディフェンスはなんちゃってなのか
  • 「戦術の海でガラパゴス化したブラジル」ブラジルW杯 3位決定戦 ブラジル-オランダ

    まるで準決勝ドイツ戦の再現のように、前半のわずか17分までに2点を取られてしまい、そのまま1点も取れずに敗れてしまったブラジル。守備戦術優位の今大会における象徴的な、まさにガラパゴスと呼ぶべき存在として記憶に残される羽目になってしまったと言える。 オランダは、スナイデルが怪我をしたためにデ・グスマンが入り、デ・ヨングの代わりにクラシーが入った以外はほぼベストメンバー。そしてブラジルは先発を大きく変えて来て2列目の3人はラミレス、ウィリアン、オスカルのチェルシートリオで、左SBはマルセロじゃなくてマクスウェル。 で、試合はいきなりブラジルが高い位置からのプレスをかけまくって来て、その割に全体の押し上げがないのでどうかなと思っていたら、ワンツーであっさり飛び出したロッベンをチアゴ・シウバが手で引っ張ってしまい、エリア外には見えたがPK。そして17分にはフリーでボールを受けたロッベンからサイドに

    「戦術の海でガラパゴス化したブラジル」ブラジルW杯 3位決定戦 ブラジル-オランダ
    candidus
    candidus 2014/07/13
    アンチサッカー的トレンドに乗っかる必要はない
  • 「王国のあっけなさすぎる崩壊」ブラジルW杯 準決勝 ブラジル-ドイツ

    前半終了時の大ブーイングに、後半終了時の不気味な静寂・・・まさか、優勝候補筆頭かつ開催国であるブラジルが、ドイツとの準決勝で1-7という凄まじい大差で敗れることになると予想した人が、世界にいったいどれだけいたのだろうか。 前半の11分に、何でもないCKなのにファーサイドにいたミュラーが完全フリーになってドイツにラッキーな先制点が入り、その後はブラジルが攻め込むもPK狙いのマルセロのダイブが取ってもらえず、22分に右サイドから中へと折り返したボールをフェルナンジーニョがカットミス、PA内に入り込むドイツの選手にマークが全て後追いになり、クローゼのシュートをいったんはGKジュリオ・セーザルが止めるものの、2度めを押し込まれて2点目。これでブラジルの気持ちが完全に切れてしまった。 そしてそこからわずか6分間の間に3点を叩き込まれる。どれもドイツの攻撃が凄かったと言うよりはブラジルの各選手が等間隔

    「王国のあっけなさすぎる崩壊」ブラジルW杯 準決勝 ブラジル-ドイツ
  • JFAの技術委員会が小学校以下であるこれだけの理由

    が早々に敗退してしまったがブラジルワールドカップはもちろんまだまだ続き、今晩からはいよいよベスト8の対戦が始まる。 結果的にはコスタリカを除けばアフリカ勢やダークホースなチームは全て敗退してしまったが、ベスト16の試合はどれも今大会の”自分たちのサッカー”日がノコノコ入って来ても一発で蹴りだされてしまいそうなぐらい、互いに戦う姿勢が充満した熱い試合だった。 今大会は時差や気候等の環境的なマイナス面があったとはいえ、明らかにアフリカ勢や北中米勢の力が向上しており、南アフリカ大会でいったんは躍進したと思われたアジア勢は、逆に彼らに抜かれてしまった感がある。このままでは次回ロシア大会でも結果が出せず、いよいよ出場国数の削減が現実化してしまうかもしれない。 そんな暗澹たる気分の中、チーム以上にお友達集団なJFAは喉元過ぎれば熱さを忘れるとばかりに新監督人事に余念が無く、「アギーレって言っちゃ

    JFAの技術委員会が小学校以下であるこれだけの理由
  • 「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括

    ビッククラブに在籍する攻撃選手を抱えて過去大会で最高の成績を目論んだ日本代表だったが、いざ蓋を開けてみればドイツ大会と変わらぬ勝ち点1、グループ最下位での敗退と、完全に日の期待を裏切る結果に終わってしまった。 そして昨晩にザッケローニ監督の退任が発表され、これでザックジャパンの4年間は終了する事になった。 W杯で失敗した原因にはいろいろな理由が考えられるのだが、最も大きなポイントはW杯に臨む上での大きな戦略面の失敗にあったのではないかと思っている。 所詮は「自分たちの自分たち」 今大会で良くも悪くもキーワードとなってしまったのが「自分たちのサッカー」。つまり、リアクションではなくて自分からリスクをかけて高い位置から攻撃を仕掛け、人とボールが早く動いてゴールに迫るスタイルなのだが、結果的にそのサッカーが出来た時間はコートジボワール戦の前半20分間と、コロンビア戦の前半45分のみで、その他の

    「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括
  • 「ようやくスタートラインに立った日本」ブラジルW杯グループC 日本-コロンビア

    もうグループリーグ突破にはコロンビアに対して勝つしかなかった日だったが、前半から8人のメンバーを変えて来たコロンビアを攻め立てながらも、最後は突き放されて1-4の敗戦。そして裏の試合ではギリシャがコートジボワールに勝って2位に浮上、日ワールドカップはグループリーグ最下位で終える事となった。 もとから、カウンターが得意で個人打開力のあるコロンビアに対しては日のチームカラー的に苦手な相手だと分かっていたし、ピッチも気候も日には明らかに合っていない。そういう相手に最初から飛ばして果敢な攻撃を仕掛けていけば、最後はガス欠でやられるだろうという予測は十分出来ていた。 それだけに、今野の軽率なスライディングによってPKを与えてしまった事と、香川と大久保にあったビッグチャンスを決められなかった事が痛かった。そのモメンタムが切り替えられるきっかけを自らつかめなかった時点で負けは必然だったように思

    「ようやくスタートラインに立った日本」ブラジルW杯グループC 日本-コロンビア
  • ギリシャ戦のパワープレイは「勝つよりもリスク回避」ではないか?

    今回のギリシャ戦でも終盤にパワープレイを仕掛けた事で、それなら何故ハーフナー・マイクや豊田を入れなかったんだという意見が出て来ているが、個人的にはTwitterのほうで書いたように、勝ちに行くことよりも負けない事を選んだのではないかと思っている。 裏のコロンビア対コートジボワールの試合でコロンビアが2-1で勝ったので、コロンビアに対する日の勝ち点差は-6で得失点差は-5、総得点が-4。つまり、ギリシャに1-0で勝っても最終戦でコロンビアを上回るためには、ガチメンのコロンビアに3点差以上の勝利が必要になる。これは可能性としては限りなくゼロに近い。 そしてコートジボワールに対する日の得失点差は-1、総得点差は-2なので、コートジボワールが勝利すると日はやはりコロンビアに対して2点差以上の勝利が必要になって来る。ギリシャは日に負けるとグループリーグ敗退が決定するので最終戦のコートジボワー

    ギリシャ戦のパワープレイは「勝つよりもリスク回避」ではないか?
  • 実はザックジャパンのサッカーは妥協の産物?

    昨日は週末に崩した体調がまだ回復してなかったし、特に優先して見たいと思う試合が無かったので、NHKスペシャルや内田が出ていた「アスリートの魂」、香川と清武、柿谷のセレッソ特番、そして2週連続で放送された田の「プロフェッショナル仕事の流儀」後半を1.5倍速を混ぜながらまとめて見てみた。 自分自身は、選手はピッチ上での表現が全てであると思っているので言動や生活なんかはどうでも良くて、普段は地上波の選手が出場するバラエティややべっちとかは全くと言って良いほど見ないんだけど、ここ最近のマスコミから漏れてくるインタビュー記事や、これらの番組を見ていて以前から持っていた疑念が何となく晴れたような気がした。 それは、今の日本代表サッカーが、良い意味でも悪い意味でも妥協の末に生まれているのだなと言う事である。 今の代表における攻撃性と守備の脆弱性を見て、ザックがイタリア人監督らしくないと評される事が多

    実はザックジャパンのサッカーは妥協の産物?
  • 「弱点も狙いも丸見えだけどいいの?」ブラジルW杯日本代表メンバー正式決定!

    まさに日中の注目が集まっていたブラジルW杯に出場する日本代表メンバー23人が、とうとう正式に発表となりました。 GK: 川島、西川、権田 DF: 吉田、今野、森重、長友、伊野波、酒井宏樹、内田、酒井高徳 MF: 長谷部、遠藤、山口蛍、青山 FW: 香川田、清武、岡崎、柿谷、大迫、大久保、齋藤 事前に自分が”予想”したメンバーからすると、酒井高徳と清武、青山が入って、細貝、中村憲剛、駒野が抜けたという感じですね。予想としてはまずまずの部類ではないでしょうか(笑)。 ザックが会見で述べていたポイントとしては、複数ポジションがこなせる事は当然として、疲労等を考慮して同じ能力を持った選手であれば若手を優先したという部分、やはり主導権を握る戦いをしたいので攻撃的な選手を選択したに注目したいです。 個人的に、今年は出来の波が多かった清武と酒井高徳はどうかなと思ったのですが、上記の点で中村憲剛や駒

    「弱点も狙いも丸見えだけどいいの?」ブラジルW杯日本代表メンバー正式決定!
  • 「やはり香川を野放しにしてはいけない」イングランド・プレミアリーグ第35節 エヴァートン-マンチェスター・ユナイテッド

    昨日の午後12時から始まったマンUの試合。香川が先発だということで頑張って起きて見ていたけど、前半の内容を見てこれはダメだなと思ってテレビをそっ消し。朝起きたら当然のように負けていた。 その試合内容はだが、相手に引かれた時の日本代表の悪いパターンと全く同じ症状で、日人としてはあまりにデジャヴと言うか懐かしい気持ちにさせられてしまった(苦笑)。 ガッチリと引いたエヴァートンに対し、香川が最初から中に入ってマタらとパス交換をしながらポジションチェンジをするんだけど、人がむやみに細かく動くばかりでボールはちっとも動かず、かつてのバルサやバイエルンのような2人目3人目の動きに呼応してダイレクトにパスが回るというのも一切なく、結局は手詰まりになってしまってGKまでボールを戻してみたりするばかり。前半のマンUのポゼッションは65%に達していたらしいが、相手はほとんど振り回されていないので全く意味が無

    「やはり香川を野放しにしてはいけない」イングランド・プレミアリーグ第35節 エヴァートン-マンチェスター・ユナイテッド
  • 「バルサが”バルサ”であった時代の終焉か」UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2レグ アトレティコ・マドリード-バルセロナ

    「バルサが”バルサ”であった時代の終焉か」UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2レグ アトレティコ・マドリード-バルセロナ バイエルンとマンUの試合の裏で行われた、アトレティコとバルサのスペイン勢同士の対決は、アウェイでの第1レグを1-1で終えていたアトレティコが、ホームでは1-0と前半6分の先制点を守りきり、現在リーガ首位の実力を見事に発揮してバルサのスター軍団を打ち破った。 この試合結果については、シメオネ監督率いるアトレティコの組織的で激しいプレッシング、ボールを奪ってから直線的にゴールまで向かう攻撃スピードが見事だったのと、それに対するバルサの調子の悪さ、守備で受けに回った時の脆弱性、走行距離が6.8kmとGKピントよりもわずか1.3km多いだけだったメッシの覇気の無さなど、明確な要因はたくさん列挙できるのだが、個人的に最も驚いたのはグアルディオラ監督が堅牢に築き上げたはずの”バ

    「バルサが”バルサ”であった時代の終焉か」UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2レグ アトレティコ・マドリード-バルセロナ
  • 「もう香川は期待すべきではない」イングランドFAカップ3回戦 マンチェスター・ユナイテッド-スウォンジー

    2014年になってからの3試合は全て敗戦、クラブにとって重要なタイトルであったFAカップはわずか3回戦で敗退と、一時的な復調からまたもどん底に陥ってしまったマンU。香川がフル出場したそのFAカップスウォンジー戦を見てみたが、これがまあ結果そのまんまの酷いチーム状態であった。 確かにモイーズはチームを何とかしようと試行錯誤しているのは、今までよりもずっと高くなったDFラインを見ても分かる。しかし、やろうとしているサッカーはひたすらワイドに展開しては個人が突破するイングランド流ゴリ押しスタイルに過ぎず、その志向と選手のラインナップが絶望的に合っていない。 まずラインを上げてボールが縦方向に激しく行き交うサッカーをしたいのならCBにスピードは必須でなのにCBにはリオ・ファーディナンドを起用して、12分には案の定リオが前に出ようとしてアタックしきれず、やすやすとDFラインの裏にパスを出されて失点。

    「もう香川は期待すべきではない」イングランドFAカップ3回戦 マンチェスター・ユナイテッド-スウォンジー
  • ザックジャパンの本当に深刻な問題

    2連敗に終わった欧州遠征から3日が経ち、その間あちこちの言説を見て回っていたのだけど、ザックが無能だとか選手任せだとか、Jリーグで結果を出している選手を選んでないだとか、そんで更迭すれば万事解決みたいな短絡的な意見ばかりで当にげんなりしてしまう。 ザックジャパンが直面している根的な原因については、ベラルーシ戦の後に何となく思い浮かんでいたのだけど、書きだすと長くなる話なのであえてそこまで突っ込んではいなかった。でもその辺の言及をしている意見を今までほとんど見なかったので、ここらでちょっとまとめて書いてみる事にする。 端的に言うなら、今のザックジャパンは「太陽が見えなくなってしまっている状態」なのではないかと思っている。 太陽とは、これまで築き上げてきたザックジャパンのサッカーの根幹をなす部分である、遠藤-田-香川のラインを意味する。遠藤の試合の流れを読む能力、田のキープとキックのパ

    ザックジャパンの本当に深刻な問題
    candidus
    candidus 2013/10/18
    この記事を読みと、やはりオシムは偉大である
  • アジアカップで見えた日本の課題 - Blog版「蹴閑ガゼッタ」

    アジアカップ優勝後に起こった長友フィーバーですっかり舞い上がっているサッカー界だけど、今一度冷静になって足元を見つめる意味で、アジアカップの戦いの中で見えた日の課題について書いてみることにする。 ・CBの選手層 今大会は南アフリカW杯のスタメンだった中澤と闘莉王、アルゼンチン戦に出場した栗原を欠いた若手で臨んだが、やはり経験不足を露呈して不安定な出来に終始してしまった。 決勝は地上戦での1対1比較的安定してはいたが、岩政が入るまでは高さで劣勢を強いられ、特に日の両SBは内田と長友というちびっ子コンビなので、DF4枚のうち3枚に高さの弱みがあるようではオーストラリアのような相手は厳しくなる。南アフリカでの阿部のようにアンカーを置けば解決できるが、それだと攻撃力がガックリ落ちてしまう。 岩政や栗原にビルドアップは期待出来ないし、吉田はカバーリング能力が足りず、闘莉王不在だとどうしても後ろに

    candidus
    candidus 2011/02/03
    岡崎と柏木をスルーした文章
  • 何故、岡田ジャパンはおかしなコンセプトを持つに至ったのか。

    1つ前のエントリーで、岡田ジャパンのコンセプトの不思議さについて、つい勢いでいろいろ羅列してしまったが、そもそも何故そんな妙なコンセプトに至ったのか、という部分について少し考察してみる。 おそらく、最も大きな問題点は、岡田監督自身のサッカー観の古さにあるのではとないかと思っている。 岡ちゃんの推し進めている、高い位置からプレスをかけ、攻撃時には選手が流動的にポジションを取り、数的優位を作ってパスで崩すというサッカーは、かつてアーセナルが一世を風靡したやり方がベースの考え方なのだろうが、もはやそのスタイルは時代遅れになりつつあると言って良い。 今のサッカーは、全ての選手が規律と献身でポジションバランスを崩さず、コンパクトなゾーンを維持しながら好守の切り替えを図り、メッシやロナウド、ロッベン、スナイデルといった一握りのクラッキや、ドログバやルーニーのようなフィジカルモンスターが、狭いゾーンでの

    candidus
    candidus 2010/04/09
    いい文章だ
  • 「コンセプトに殉ず」キリンチャレンジカップ2010 どっか-セルビア

    トルシエのような規律も無い、オシムの運動量と連動も無い、ジーコにはたまに感じた連携や個人のきらめきも無い。 じゃあ、岡田ジャパンにいったい何があるのか? そう、それはコンセプトだ!! ちびっ子を前線に並ばせ、攻撃時はごちゃごちゃと集まった前線と中盤でチマチマと足元でパスを回し、やっとクロスを上げたと思ったら簡単に跳ね返され、相手ボール時には2列目がプレスをかけてみるものの、後ろが連動しないので簡単に交わされ、何故かSBが最初から無駄に上がっているのでスペースが作れずにサイドチェンジできず、楔の縦パスを入れるときにはカバーの人数が2~3人しかおらず、ボールを奪われたら後ろからズルズルとドリブルを追いかけるだけで奪い返すことすらかなわず、スカスカの中盤からノープレッシャーでスルーパスを出され、いとも簡単に失点を重ねる。 選手選考では、Jリーグで好調な選手には見向きもせず、ベストメンバーはどんな

    candidus
    candidus 2010/04/09
    うううう