【西部の目】ハリルJ、何が問題だったのか? ボスニア戦で再び露呈した守備の課題。悩みどころのボランチ起用 7日、キリンカップ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦した日本代表。先制ゴールの直後に同点ゴールを奪われ、後半に逆転ゴールを許すとそのまま1-2で敗れた。7得点を奪ったブルガリア戦では守備の隙を突かれて2失点を喫したが、ハリルホジッチ監督の祖国との試合でもディフェンスの問題が露呈することとなった。(文:西部謙司) 大勝したブルガリア戦と惜敗のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、結果は大違いだが日本の課題は同じである。守備力だ。 最初の失点は相手のロングボールを吉田が競り勝ってヘディングではね返したが、セカンドボールが相手に渡った。そこへ森重が寄せていって、相手はもう1つボールを下げる。その直後、吉田の頭上を越すパスを蹴られてヘディングシュート、こぼれ球を押し込まれた。 最初にヘディングした
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