タグ

ブックマーク / japan.zdnet.com (11)

  • 「Linux」、バージョン6.1でRustを導入へ--トーバルズ氏が明言

    LinuxRustを導入するかどうかという議論は終わりを迎えた。Rustの実装は既に始まっている。Linuxの父であるLinus Torvalds氏は電子メールによる筆者との対話の中で「何かおかしなことが発生しない限り、それ(Rust)は6.1で導入される」と述べた。 Linuxカーネルの記述言語としてプログラミング言語Rustを導入するという議論は、かなり前から存在していた。Linuxカーネルの開発者らは、年次カンファレンス「Linux Plumbers Conference(LPC)2020」の場で、Linuxの新たなインラインコードでのRustの使用について検討を開始していた。また、「Android」(それ自体がLinuxのディストリビューションだ)の開発言語としてRustを支持しているGoogleは、2021年4月にLinuxカーネルへのRust導入の動きを後押しし始めていた。

    「Linux」、バージョン6.1でRustを導入へ--トーバルズ氏が明言
  • 「量子コンピューター」バブルへの懸念--誇大宣伝や過度の期待が抱えるリスク

    量子コンピューターがビジネスを変革し、前例のない演算能力の新時代を切り開くという考えが、先進性や革新性を示すものとして、経営幹部に売り込まれることが増えている。この技術は、競争で優位に立つために必須の新たな要素として宣伝されることが多い。 しかし、この分野で働く多くの科学者にとって、投資家や最高情報責任者(CIO)が量子コンピューティングに寄せている強い関心は、諸刃の剣だ。量子コンピューターはいずれ研究段階を終えてビジネスで活用する必要があるが、この技術の商用化はまだ早すぎる可能性があり、量子コンピューティングが仮想現実やブロックチェーン、NFTとともに、恐ろしい「誇大宣伝」カテゴリーに追いやられるリスクがある、と科学者らは警告する。 量子コンピューティングがつまらないものというわけではない。科学的な観点から言えば非常に刺激的であり、だからこそこの分野では何十年も研究が続いている。 199

    「量子コンピューター」バブルへの懸念--誇大宣伝や過度の期待が抱えるリスク
  • トーバルズ氏、Linux開発コミュニティーのトップに復帰

    Linus Torvalds氏は、英エジンバラで開催中の「Open Source Summit Europe」(OSSEU)において、Linuxのトップ開発者40人程度と話をする予定である。この会合を機に同氏は、一時的に離れていたLinux開発の統括に復帰する。 Torvalds氏は1カ月あまり前、Linux開発コミュニティーを統制する立場から一時的に退いた。同コミュニティーのメーリングリストであるLinux Kernel Mailing List(LKML)で同氏は「私は自らの振る舞いを改める必要がある。私の個人的な行為によって傷つき、カーネル開発作業の場から追い払ってしまった人々に謝罪したい。私はここでいったん休みを取り、人々の感情を理解し、適切な対応を取るための支援を求めることにした」と述べていた。 そして、Torvalds氏が休養を終え、帰ってきた。 同氏がより優しく、穏やかな人物

    トーバルズ氏、Linux開発コミュニティーのトップに復帰
  • 「真の量子コンピュータ」実現への道--スパコンを超える理由

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前編で紹介したIBMの17量子ビットの実現の裏で、Googleからも22量子ビットのチップをテスト中であるというニュースが流れた。 Googleは、良質な量子ビットを作製できるJohn Martinis氏を迎えて量子コンピュータ開発を加速している。 「Googleはこれまでも非常に精度の高い量子ビットを作っていたため、22量子ビットのチップを開発することに成功したわけです。そのチップを使って量子コンピュータでしかできないようなレベルで効率の良い計算、量子シミュレーションをやるようです。この22量子ビットによって実行される計算は、現在のデジタルコンピュータで、頑張ればワークステーションレベルのマシンでも実行できる程度ではあるのですが、市販

    「真の量子コンピュータ」実現への道--スパコンを超える理由
  • 「真の量子コンピュータ」実現への道--IBMの開発状況を読み解く

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 量子コンピュータの開発スピードがここにきて急速に高まっている。そこで今回は量子アニーリングにこだわらず、新時代を築く量子コンピュータの開発状況を眺めてみよう。 量子コンピュータを代表する2つの方式の一つがD-wave Systems社が販売している世界初の商用量子コンピュータが採用している方式、量子アニーリングだ。現行では2000量子ビットを搭載するD-wave 2000Qというマシンが販売されている。 ただしこの量子アニーリングは最適化問題に特化して開発されて、変わった利用方法として機械学習への応用がある。極めて限定的ではあるものの、最適化問題そのものの応用範囲の広さから、利用する顧客やユーザーが世界中で増加している。 前回紹介したよ

    「真の量子コンピュータ」実現への道--IBMの開発状況を読み解く
  • 2016年はさらに存在感を増す人工知能--研究者らに聞く7つのトレンド

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 2015年には、人工知能AI)の世界が大きく動き出した。ロボットは工場内の単純作業を担い始めた。自動運転車が現実のものになった。WiFiで接続できるバービー人形が、音声認識技術を使って子供と会話できるようになった。多くの企業がAIを製品の品質や売上の向上に役立てようとしている。また、AI機械学習の分野で大きな前進を見せている。 この記事では、AIの世界で注目すべきポイントを探るために、カーネギーメロン大学計算機科学部の学部長Andrew Moore氏、デモントフォート大学でロボット工学の倫理を研究しているシニアリサーチフェローKathleen Richardson氏、ルイビル大学でサイバーセキュリティ研究所のディレクターを務めるRo

    2016年はさらに存在感を増す人工知能--研究者らに聞く7つのトレンド
  • アップルの次の“ブロックバスター”製品--そのビジネスモデルを考える

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 長年Wall Street Journal(WSJ)でテクノロジ系の看板コラムニストとして活躍してきたWalt Mossberg。そのMossbergが書いた、どことなくAppleを擁護するような内容のコラムが、現在の根城であるRe/codeに米国時間4月22日に掲載されていた。 「Apple映画スタジオに似ている理由(“Why Apple Is Like a Movie Studio”)」と題するコラムで、Steve Jobsとも親しかったMossbergは「映画業界では、一度大ヒット作品(“ブロックバスター”)が生まれたら、その後しばらくは続編をリリースし続けていく、というやり方が定着している」「そんな商売の柱(“franchis

    アップルの次の“ブロックバスター”製品--そのビジネスモデルを考える
  • セキュリティ対策「後進国」日本の処方箋

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米EMCが世界16カ国の企業を対象に情報セキュリティ対策の自己評価について調査したところ、日が最も低い結果となった。果たしてどこに問題点があるのか。 EMCがセキュリティ「成熟度」を調査 EMCジャパンが12月6日、この調査結果について説明会を開いた。同調査は9月、日を含む世界16カ国の企業のCEO(最高経営責任者)やCIO(最高情報責任者)ら3200人に対して聞き取り形式で実施したものである。 調査の手法は、自社のITへの取り組みについて、セキュリティをはじめ、継続的な可用性やバックアップおよびリカバリについて自己評価を行ってもらい、集計した結果を1~100ポイントに換算。その数値を「成熟度」として表した。 それによると、国別の成

    セキュリティ対策「後進国」日本の処方箋
    candidus
    candidus 2013/12/12
    だから特定秘密保護法ということか
  • 社員が自ら動き出す組織のつくり方

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 動かない部下、苦悩を深める管理職という現実 管理職は孤独な職業だ。10万人を超す大企業のトップ、数名で踏ん張る町工場のオヤジ、トップと現場を必死につなぐ部長や課長たち。部下を動かす使命をおった管理職にとって「ヒトの悩み」が尽きることはない。毎週の会議で予算必達の号令がかかる。もとより困難な目標なので、部下には無理を強いざるを得ない。しかし、ボスが社員を統制しようとあがくほど、部下の心は離れ、冷たい隔たりができてゆく。 つらいのは現場の社員だけではない。管理職も心の中で声にならない悲鳴をあげているのだ。 特にバブル崩壊以降、成果主義の導入や雇用形態の変化に伴い、管理職の苦悩は深刻化の一途をたどっている。日政府統計をベースに30~59歳男

    社員が自ら動き出す組織のつくり方
  • 優れたプログラマーの7つの資質

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 優秀なプログラマーであるためには、自分の持つスキル、経験、知識から、動くコードを生産するための資質を持っている必要がある。技術的なスキルは持っていても、必要な資質を持っていないために優秀なプログラマーになれない人もいる。この記事では、偉大なプログラマーになるために必要な7つの資質を紹介する。 1.自発的に新しい技術的・非技術的スキルを習得する だめなプログラマーは、どうしても必要になった時にしか学ぼうとしない。よいプログラマーは、積極的に新しい技術的スキルを習得する。偉大なプログラマーは自ら新しい技術的なスキルを学ぶだけでなく、技術以外のスキルも学び、ほかの人なら考えもしないような情報源に対してもオープンな態度で接する。 具体的に例を挙

    優れたプログラマーの7つの資質
  • 反パワーポイント党の躍進なるか?

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます パワーポイントに代表されるプレゼンテーションソフトウェアが登場して既に20年。私なんぞはプレゼンツールとプロジェクタが無いと、人前で話すのがとても不安になる。よく年配の方たちが、何のビジュアルツールも無しに1時間とか講演するのを見ると神業かと思ったりする。いや~、結婚式のスピーチとかは更に恐ろしい。 しかし、そんな不安を更に煽るかのように、スイスにて「アンチパワーポイント党」が結成され、パワーポイントの撲滅に動き出そうと言う(ここで「パワーポイント」と言う場合、一般のプレゼンテーションソフトウェアを代表して言っているものとご理解頂きたい)。 アンチパワーポイント党とは CIO誌によれば、アンチパワーポイント党は今年の5月にスイスで設立さ

    反パワーポイント党の躍進なるか?
    candidus
    candidus 2011/08/28
    これを時代に乗り遅れた者や時代錯誤な者の戯言と取るのは、残念な発想だと思う。電気なしでプレゼンできる力も欲しいと取るべきだろう
  • 1