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ブックマーク / mitsuhiro.exblog.jp (3)

  • どうなる博士取得者 | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    わかい研究者たちはこれからどうなっちゃうのでしょうか?よく話題になるし、またよく聞かれる質問です。 わたくしは生物系というか生命科学系の人間なので物理や化学などの若い研究者の将来は日でどうなっているのかわかりません。 生命系ではあまりかんばしい将来を考えるのは正直難しいでしょう。 研究者はだれだって好きこのんで苛烈な競争におかれるような環境を好むはずがありません。 だれもが落ち着いてやりたい研究をしたいと願うものです。それが3年、よくても5年で職が無くなり、次がみつかるかどうか分からなかったら不安だし毎日が楽しいはずがありません。 そういう分野にどうしても行きたいと願う若者が減るのは当然でしょう。 いったいなぜどうしてこのようなトレンド(流れ)の研究社会環境になったのでしょうか。誰かが意図して計画したわけでなくせいぜい「健全な競争のもとにおける生命科学の発展」を企図して研究者つまり学位取

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  • 朝日の社説氏の考え、ずいぶん違う | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    の論文数の問題について朝日新聞の社説の意見はわたくしの考えとはずいぶん違うものでした。 http://digital.asahi.com/articles/TKY201303310216.htmlの科学力―研究の場を育てる意味 というタイトルです。 問題となる状況について3つの原因を挙げています。 原因の一つは国際共同研究の流れに乗り遅れていることだ。欧州各国は意識的に「多国籍研究」を進めている。米国の共著相手トップに躍り出た中国は、米国留学組が帰国後も共同研究するケースが多い。 もう一つは、学際・分野融合的な部分で次々に生まれているホットな研究領域へのかかわりが弱いことだ。たとえば、数学や工学、生化学、感染症学などの境界ですすむ「ネットワーク科学」への関与は薄い。 大学の学部や学科の壁が強固すぎるのではないか。内向きの姿勢をあらため、世界の潮流を見失わないことが重要だ。 この処

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  • 日本発の論文数の低下 追記しました | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ

    の論文数が外国に比較して地位低下が著しいとの記事をみました。 そうだろうな、とおもいます。 もう長らく続いている日の研究費の集中、重点化、5年おきに生まれる新研究分野への研究費特化による研究者の先鋭化による結果に違いありません。 研究者といういきものはニッチ的なもので、たとえ年間50万円の研究費でもひとたび頂ければ一生懸命論文になるようなだれもやってないトピックを探して研究をするのです。 論文を書こうとする研究者の数が減ればとうぜん論文数も減るでしょう。こう推測します。 わたくしが研究費をひろく浅くばらまかなければ大変なことになると要職の人に会えば常にいっているのもこういうことをおそれてきたからです。 1960年代から70年代の頃の乏しい研究費ではあるものの一律の大学や研究所の講座費で広く浅くやって来た研究の広がりもとうとう枯渇してきたのかと思います。わたくしなどがそういう環境の中で

    日本発の論文数の低下 追記しました | 生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ
    candidus
    candidus 2013/04/02
    同感である。裾の広さが強みだったのに、お利口さんな選択と集中の論理を振りかざして、バラマキをやめよと言った結果、研究をする基礎的な活力を自ら削いで、この国を減衰させている
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